めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った 「商品先物取引」入門 金もプラチナもガソリンも砂糖もコメもトウモロコシもゴムも面白い!

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ゴム、原油、金……世界輸出入のバランスが崩れている!世界の工場となった中国が工業資源やエネルギーを大量消費 多くの人口を有する新興工業国の富裕化はモノの購買力を高めます。まずは食料。そして余裕ができれば生活を便利にしてくれるモノを求め、さらに余力があればその分を安全な資産に変えて蓄えようと考えます。近年の中国はそうした道程を確実に歩み、関連商品の購入で世界をリードするとともに、価格のベースの切り上げに大きな影響をもたらしています。 かつて高度成長期の日本がそうであったように、中国は驚異的な工業化を果たし、世界最大の自動車市場を形成しています。富裕化は旺盛な国内需要を喚起し、2009年にはそれまで自動車生産台数で世界一を誇っていた日本を抜き去ったのです。 11年の生産・国内販売台数はそれぞれ1841万8900台、1850万5100台と、伸び率は13年ぶりの低水準にとどまったものの、米国の867万台と1280万台、日本の840万台と421万台を大きく上回っています。 それにつれてタイヤの原料である天然ゴムの消費量も急拡大します。1980年代に30万?60万トン台、90年代には60万?80万トン台だった数値は00年代には最大約340万トンにも達しました。 天然ゴム消費の拡大は工業化の一端を映し出す鏡に過ぎません。中国の工業化は鉄鉱石や石炭・石油などの消費も急拡大させ、それぞれの価格のステージを切り上げているのです。中国が金の№1購入国になる日も遠くない? 産業発展の結晶である富は、人民元からさまざまに形を変えて、国民に蓄えられています。その中でも、いまや最もポピュラーな手段が金の購入です。11年の世界の金総生産量は約2800トン。うち中国の総需要は前年比約2割増の7626