めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った 「商品先物取引」入門 金もプラチナもガソリンも砂糖もコメもトウモロコシもゴムも面白い!

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商品価格急騰の舞台裏に潜むBRICSと投資マネー「近未来の大国」たちが商品価格や世界経済を動かす BRICS(ブリックス)はブラジル、ロシア、インド、中国、そして南アフリカ共和国の5か国の頭文字です。....

商品価格急騰の舞台裏に潜むBRICSと投資マネー「近未来の大国」たちが商品価格や世界経済を動かす BRICS(ブリックス)はブラジル、ロシア、インド、中国、そして南アフリカ共和国の5か国の頭文字です。当初は中国までの4か国で「BRICs」としていましたが、2011年以降、南アを加えたことで「s」を大文字表記に変えています。注目を浴び始めたのは21世紀初頭。それ以前にも先進国に次ぐ新興工業国・地域が耳目を集めたケースはありますが、人口、面積、経済成長の持続性などでBRICSは明らかにそれらを凌駕しています。このためさまざまな商品価格、ひいては世界経済に大きな影響を及ぼしてきましたし、今後もその影響力は持続するとみられています。 BRICSはいずれも天然資源に恵まれた大国です。世界に占める割合は国土の面積が約3割、人口は4割を超えています。また2012年までおよそ10年間にわたり力強い経済成長を維持してきた実績があります。 豊富な天然資源と安価な労働力を武器に安い製品を生み出せること、人口の多さから販売市場としても有望であること、先進各国が競って投資を振り向けたことなどがBRICSをいっそう輝かせてきました。しかし、天然資源に恵まれたBRICSも世界の需要を満たすためには自国の生産だけでは追いつきません。このため原油をはじめとする広範な資源が買われ、結果さまざまな商品価格が上昇しました。BRICSが成長を維持する限りこの基本構造は変わらないでしょう。投資マネーの流入が商品価格をさらに高騰させている 商品価格に上昇圧力をもたらすのは新興国の経済成長だけではありません。 08年7月、シカゴ・マーカンタイル取引所のWTI原油先物は1バレル147ドルの高値をつけています。日本でスタンドのガソリンが1リットルあたり2020