めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った 「商品先物取引」入門 金もプラチナもガソリンも砂糖もコメもトウモロコシもゴムも面白い! page 7/10
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大豆やトウモロコシの価格も2000年代に入って急騰1816141210864202000年2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012トウモロコシ大豆2006年1月時点での大豆価格は5.9ドル、トウモロコシ価格は2.2....
大豆やトウモロコシの価格も2000年代に入って急騰1816141210864202000年2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012トウモロコシ大豆2006年1月時点での大豆価格は5.9ドル、トウモロコシ価格は2.2ドル。それが、わずか1年半後の08年6月には大豆が15.7ドルに、トウモロコシも7.5ドルと急騰。価格はその後もさらに上昇していった米ドル●シカゴ市場の大豆/トウモロコシの価格推移(米ドル/ブッシェル、2000年1月~13年1月・月足終値)新興工業国の発展が食料価格を押し上げている 世界最大の穀物生産国である米国では農地価格の高騰という特殊事情もあります。05年に1エーカー(約4047平方メートル)あたり平均約1500ドルだった農地価格は、08年には2000ドルを突破しました。もちろんそうしたコストの上昇分も農産物価格に転嫁されます。その一方で農家や集荷業者の穀物貯蔵設備能力が強化されてきたため「安い価格では売らない」選択肢も次第に強まってきています。 そして新興工業国の影響は農産物価格にも発揮されます。 工業化の進展に伴う国民の富裕化は、新しく中産階級となった人々に食生活を改善するに足る現金をもたらしました。結果、かつての農産物輸出国が純輸入国に転換するほどに需給はひっ迫しているのです。23 P a r t 1 「商品」がわかれば経済がわかる