ブックタイトル通勤・通学時間でうかる! スマホで宅建 平成26年度版

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概要

通勤・通学時間でうかる! スマホで宅建 平成26年度版

19解答・解説055 ×  錯誤は取消しではなく無効であり、勝手に思い込んで表示されていない動機の錯誤は無効を主張することができない。056 ◯ 虚偽表示による無効は善意の第三者に対抗できない。057 ○ ただし、取消後の第三者とは登記名義で決まる(35物権変動-1参照)。058 × 詐欺と異なり対抗できる。ただし、取消後の第三者とは登記名義で決まる。059 ○ 錯誤による無効は、強迫や制限行為能力者の取消しと同様に、善意の第三者に対抗できる。060 ○ Cは善意ではなく悪意なので、AはCに抵当権設定行為の無効を主張することができる。061 × 詐欺なら取消しだが、公序良俗に反する契約は無効であり、取り消し得るわけではない。062 ×  心裡留保につきBが悪意で無効だが、第三者Cが善意なのでCに対して無効を主張することができない。063 ×  未成年者の法定代理人の同意を得ないでした法律行為は取り消すことができ、善意の第三者に対抗することもできる。064 × 公序良俗に反する法律行為は無効であり、善意の第三者であるCも対抗することができない。過去問450 ?? 006・008・009詐欺・虚偽表示・心裡留保は善意の第三者に対抗できない 「善意の第三者に対抗できる」とは、逆に見れば、善意の第三者が負けてしまうケースですが、これは制限行為能力と強迫を理由にした取消しと、錯誤(要素の錯誤で重過失がない)・公序良俗違反・意思能力欠如の無効の場合が該当します。A vs 善意のCのまとめ種 類効 果善意の第三者に対抗その他制限行為能力者取消しできる詐術詐 欺できない第三者詐欺強 迫できる錯 誤無 効できる要素の錯誤+重過失がない虚偽表示できない絶対的構成心裡留保できない相手が善意無過失なら有効公序良俗違反できる殺人契約意思能力を欠くできる酩酊状態権利関係音声はコチラ 意思能力とは自己の法律行為を認識し判断できる能力のことで、人が生まれながらにして持つ私法上の権利義務の主体となる資格の権利能力や、単独で確定的に有効な法律行為をなし得る能力の行為能力とは区別されます。意思能力・権利能力・行為能力