ブックタイトル大学図鑑!2015

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概要

大学図鑑!2015

344対1の少人数英語 語学を頑張りたい学生向けに“Tutorial English”という講座が用意されている。学生4人の超少人数で能力別・目的別にクラスが編成される。1年次に必修科目として指定している学部もある。だが、「ワセダはグローバル化に即した授業や運営を行っているように言っていますが、語学の授業などは基本的にゆるく、上達はしません」(政経学部生)という声も。中国版「チュートリアル中国語」コースもある。フリーマガジン「xett」 文化構想学部の表象・メディア論系では、学生が企画・編集をするフリーマガジンxettを年1回刊行している。将来、出版・マスコミを志望する学生にとっては、記事の執筆や編集を経験できる場として役立ちそうだ。学生ラウンジ、AVホールなどを備え、屋上緑化もやってたりして、とても立派。●商学部 経営、会計、商業・貿易・金融、経済・産業の4コースがある。政経か法学部に落ちて入ってくる学生が多いことから、自己卑下的に自分たちを「バカ商」「チャラ商」と呼ぶ。商学部は、天下国家や国際経済を論ずる経済学と比べ、より実際の企業活動に近い「商売学」を勉強するところだと考えればよい。 学生気質は「軽い」「遊んでいる」。春学期と秋学期の2セメスター制を導入しており、試験勉強で忙しくなる時期が他学部生と違うため、そのように思われがちな部分もある。実際は中間テストもあって、なかなか忙しい。「外見はチャラいが中身はまじめ。他学部に比べ単位取りが大変。むしろ政経の方が楽でチャラい」との声も。資格取りは盛んで、公認会計士を目指す学生多数。地上14階地下2階の校舎も2009年3月建造なのでまだ新しい。●文学部 かつての第一文学部と第二文学部が再編されて、2007年に「文学部」と「文化構想学部」が誕生した。正式には、文学部の前身が第一文学部で文化構想学部の前身が第二文学部、というわけではない。ただ、カリキュラムの構成などから、学内でも学外からも、そういうニュアンスで見られがち。 文学部は「伝統と先進を併せ持つ17コース」で構成される。哲学、東洋哲学、心理学、社会学、教育学、日本語日本文学、中国語中国文学、英文学、フランス語フランス文学、ドイツ語ドイツ文学、ロシア語ロシア文学、演劇映像、美術史、日本史、アジア史、西洋史、考古学というラインナップ。今まで同様、多彩なキャラクターの学生が集まっている。「文学部で勉強したいことがはっきりしている人は文学部でよいけど、目的がぼんやりしている人はいろんなものに手を出せる文化構想学部がおすすめ。自分もそうだったんだけど、目標のないまま文学部に入ってしまって多少後悔している」(文学部生)●文化構想学部 そんなわけで、こちらの文化構想学部は、何となく「二文の生まれ変わり」的なポジションだが、学生にはもはや二文時代の意識はない。「文化の創造と可能性に学ぶ6論系」に22のプログラムがある。6つの論系は、多元文化論系、複合文化論系、表象・メディア論系、文芸・ジャーナリズム論系、現代人間論系、社会構築論系というラインナップ。文学