ブックタイトル大学図鑑!2015
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大学図鑑!2015
33関東私大A 早稲田大学『ワセクラ』と『マイルストーン』 両ミニコミの学部紹介や教授評価特集は、独断と偏見に満ち満ちているものの、現役早大生たちの実感が盛り沢山。読み物としても人気だが、講義選びなどの際に実用的に使われている。英字新聞会のザ・ワセダガーディアンが年刊で発行している大学紹介本『早稲田魂』も、エロ方面に暴走する学部紹介で人気。早稲田関連の各種ミニコミ誌はキャンパス近辺の書店でも売られているので、大学見学の折にこれらを購入してみてはいかがだろう。他学部科目も他大講義も 早稲田大学には、各学部ごとに他学部の学生でも履習可能な「オープン科目」が数多く設置されており、必修などの時間とバッティングしなければ、ある程度自由に学部を飛び越えた履修ができる。また、学習院大学、日本女子大学、立教大学、東京女子医科大学、武蔵野美術大学など多くの大学短大間で単位互換制度の協定を結んでいる。利用している早大生はそんなにいないが、「早稲田でも学べない学問」はいっぱいあるのでキャンパス外でも勉強してみよう。ではない。●政治経済学部 政治学科、経済学科、国際政治経済学科がある。その入試偏差値の高さから「早稲田の看板」と言われてきたが、近年は内部進学と指定校推薦の入学者が増え、インテリ度もプライドも低下傾向にある。「政治学科は出席をとらない授業が多く、レポートを出せば単位をもらえるので楽。経済学科は2年前期のみ忙しい。国際政治経済学科は政治と経済の両方の必修があるので必修地獄」(政経学部生)。1年次からゼミっぽい授業が始まり、3・4年次はほぼ全員がゼミに所属するが、「大教室の授業が多く、思っていたほど授業は刺激的じゃない」という学部生評も。学生については、「面白くないヤツが多い学部」という声がある一方で、NGOなどの学外活動に積極的な「自分を持っているヤツが多い」とも。公認会計士などの難関資格取得者を多数輩出している。●法学部 法・法律専門職、企業・渉外法務、国際・公共政策という3つの主専攻がある。外国語や隣接学問領域を学びたい人向きには副専攻プログラムもある。「アホウ学部」という通称は単なる言葉遊び。試験対策のために、大多数が法学勉強サークル(法サー)に所属する。教授陣のやる気も高い。 単位取りは試験の出題内容の詳細が学内掲示板に貼り出されるので対策は立てやすい。だが、学生気質は「マジメ」で、他学部に比べるとガリガリ勉強している率が高い。卒業生の約20%が法科大学院(他大含む)に進学。「法科大学院ができたことで、学部の授業や単位認定も厳しくなった」。 法学部棟の新8号館は地上12階地下2階。法廷演習室や