ブックタイトルフリーランス・個人事業の青色申告スタートブック[改訂4版]
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フリーランス・個人事業の青色申告スタートブック[改訂4版]
30会計ソフトを使えば簿記の専門知識がなくてもOK 前項でもふれたように、決算書の提出が義務づけられている青色申告65万円控除には、とかく手間がかかるというイメージがあります。 みなさんの中にも、決算書と聞いただけで尻込みしたくなる人もいるのはないでしょうか。 でも、心配は無用です。すでにお話ししたように、現在では、会計ソフトの登場で、特別に簿記の知識がなくとも複雑な帳簿つけが行えます。一つの帳簿に数字を打ち込むだけで、自動的にほかの帳簿に転記されます。確定申告に必要な決算書の作成もクリック一つで行うことができるのです。 いわば、 青色申告革命が起きているといっても過言ではありません。 白色申告や青色申告10万円控除では、帳簿といっても、領収証や請求書など明細がわかるものを保存し、売上や仕入、経費などを月に1度程度、1つの帳簿にまとめて記録しておけばいいといった形になっています。 とはいえ、いずれにせよ、帳簿つけを行うのですから、青色申告65万円控除と似たりよったりの作業をすることになります。 そもそも、3 つのどの申告方法を選択しても、1 年間の所得を算出するには、入ってきたお金と出て行ったお金を集計しなければならない、という基本に違いはありません。 ですから、実際の手間においても、そう大きな違いはでないのです。 よく「65 万円控除は面倒だし難しい」といわれますが、それは65万円控除をしたことのない人から見た感覚的な部分が強いのです。 どうせ同じような作業をするのなら、さまざまなメリットを享受できる青色申告の65万円控除を選ぶほうが賢明だといえます。青色申告と白色申告の手間はどのくらい違うの?ここが違う03