ブックタイトルメガバンク管理職だった僕が気づいた お金と宇宙の不思議な法則

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メガバンク管理職だった僕が気づいた お金と宇宙の不思議な法則

26勤し、午前一時や二時まで働き、経費を使ってタクシーに乗って帰宅するという毎日でした。日本中、どこもかしこもお金が舞っていました。睡眠時間は、平均すると毎日三、四時間程度でした。一カ月の残業時間は労ろう基き(労働基準法)に定められた限度をはるかに超えていましたが、基幹システムの更こう改かいピーク時という理由から、当時の銀行労ろう組そ(労働組合)との間にいわゆる「三サブ六ロク協定」(労働基準法三六条に基づく時間外労働に関する労使協定)を締結していたために許されていました。この時期、僕は東海銀行としては初めてのリレーショナルデータベースを導入し、新たなシステムを開発するという任務を与えられていましたから、毎日がワクワクで、就業時間があっという間に過ぎ、睡眠不足だとか疲れているという気持ちよりも、もっと時間が欲しい気持ちでいっぱいでした。その結果、残業手当が毎月の給与額と同じになり、新たなシステムを作り出すという成果が目に見える形で表れ、ボーナスにはプラス評価額が加わるという、トリプルにいいことづくしだったのです。好きな仕事に励むほど、僕のお金はどんどん増えていきました。確かに住宅ローンの残高はあるけれど、それをはるかに超えるお金を得るという「プラ