ブックタイトルメガバンク管理職だった僕が気づいた お金と宇宙の不思議な法則

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概要

メガバンク管理職だった僕が気づいた お金と宇宙の不思議な法則

20何億というお金を数え上げ、封をするという作業が延々と続くのです。一円たりとも数え間違えることは許されません。銀行の信用そのものに関わるからです。大学を卒業したばかりで生まれてこの方、一〇〇万円だの、ましてや億を超えるような現金など見たこともありませんから、驚きの毎日でしたが、次第にお金に対する感覚が麻ま痺ひしていきました。お金が単なる「物」に見えてくるのです。数え上げ、封でまとめたお金を手押し台車に乗せて金庫へと運び、支払いの時には準備していたお金をその金庫から運び出して窓口まで運ぶという作業は、大汗をかくほどの重労働なのです。こういう作業を連日繰り返していると、「今日は(数えるお金が)できるだけ少ない日でありますように」と願うようになります。そこで感じたことは、「お金は場所によってエネルギーの増減がある」という事実です。普段、サービスや品物の対価として支払ったり受け取ったり、あるいは働いた分の対価をお給料として受け取ったりと、お金自体が流通している(動いている)時は、お金は本来の価値であるエネルギーとして流動しています。でも、銀行の金庫に集まってしまうと、もちろん口座残高の数字の増減はありますが、