ブックタイトル面接の達人 2017 バイブル版

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概要

面接の達人 2017 バイブル版

27 今さら10点も20点も点数を上げられないけど、0・1点なら上げられる。 ボーダーライン上の君は、10点も20点も上げる必要はない。 0・1点上げるだけでいい。 0・1点を拾うには、練習が有効になる。 たかだか10分やそこらで人間を判断されてはたまらない、と君は言うかもしれない。 そういう人はサラリーマンには向いていないから、ペンションでも経営したほうがいい。 ビジネスの現場では10分で商談を進めていかなければならない。 たかだか10分というけれど、面接を受ける志望者はその10分の間に、100個以上もエラーをする。そのエラーを半分に減らすだけで、君はかなり上位で通ることができる。 その100個のエラーとは何か。 それを、これからケーススタディを進めながら、説明していく。 野球の試合と違って、面接の場合、自分がエラーをしたことにすら気づかないことが多いから難しい。 面接官はただニコニコ笑って君を落とすだろう。 競争率が5倍ぐらいまでなら、試験は「通すための試験」だ。就職試験のように競争率が30倍とか50倍とかになると、試験は「落とすための試験」にならざるをえない。 いかにエラーを少なくするかが勝負の分かれ目になる。 毎年行っている「面接達人塾」(巻末参照)では、みんなの前で模擬面接をするようにしている。 どの企業の面接でも必ず聞かれるのが自己PRです。そのため、私は自己PRの仕方について余念なく準備しました。 趣味でプログラミングを行っていたため、そのとき作成したソフトを面接官の前で披露し、その有用性や作るに至った経緯、そしてこれがどのように役に立つかを解説しました。 (日本電産・2016年入社) 大学時代にマラソンにチャレンジしたことを、趣味・特技を聞かれた際に話しました。 チャレンジ精神や物事を根気強く続けられるだけではなく、営業業務を行うにあたって重要な体力にも自信があるということを印象づけられるよう、「体力には自信があります!」と強くアピールしました。面接官の方からの反応も良かったです。(ニチアス株式会社・2016年入社)