ブックタイトル大学図鑑!2017

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概要

大学図鑑!2017

344対1の少人数英語 語学を頑張りたい学生向けに“Tutorial English”という講座が用意されている。学生4人の超少人数で能力別・目的別にクラスが編成される。1年次に必修科目として指定している学部もある。難易度は学部で違う。「社学はゆるく、政経は教師によって違い、法はかなり厳しい」そうだ。中国版「チュートリアル中国語」コースもある。第二外国語の中国語がすごい「必修の第二外国語の中国語は指導側の熱意がすごい。毎年オリジナル教科書の内容が変わり、独自PCシステムを開発し、中国語のタイピングを徹底的に学ぶことになる。文学部は語学力育成に力を入れているので、規定レベルに達しない人は再履修になることもある」(文学部生)学部の歌 早大には学部に関する替え歌がいくつかあるが、最近はあまり歌われていないらしい。参考までに紹介しておこう。・社会科学部→「♪社学のシャシャシャ、空にキラキラお星さま、みんなすやすや眠るころ、社学は家を飛び出して~」(元歌の作詞は仏文科中退の野坂昭如。夜学だったころのリアリティはもうないけど)・文学部→「♪ぶんぶんぶん文学部、男の周りに女が集まる(or「かわいい女に男が群がる」)、ぶんぶんぶん文学部~」理工学部の場合は「男の周りに男が集まる」(or「かわいい男に男が群がる」)となる。・人間科学部→「♪都の西北、そのまた西北~」同じ。志望者はそれぞれのコースや論系をよく見て、自分にあった学部を選んでほしい。ただ、どちらの学部も出席のみ、レポートのみで簡単に単位が取れるため、気を抜き過ぎて逆に留年率が高いとか。通称、あそ文学部。●文化構想学部 そんなわけで、こちらの文化構想学部は、何となく「二文の生まれ変わり」的なポジション。「学部の知名度が低くて、同じ偏差値の他学部に対してコンプレックスを抱いてしまう」という声も。「文化の創造と可能性に学ぶ6論系」に22のプログラムがある。6つの論系は、多元文化論系、複合文化論系、表象・メディア論系、文芸・ジャーナリズム論系、現代人間論系、社会構築論系というラインナップ。文学部が縦断的な学びなら、文化構想学部は横断的な学びのカリキュラムなので、やりたいことが明確でないと、ぼんやりとした学生生活を送ってしまう。「2年次までの授業の取り方次第で週休4日も可能になり、『あそ文構』と呼ばれているが、就職が不安なので公務員の勉強をしている先輩が多い」「講義は面白いものが多い。講義中に映画やアニメを見たり、ゲストとして俳優や作家が来たりする」(文化構想学部生)などの声あり。●教育学部 教育、国語国文、英語英文、社会、理学、数学、複合文化の計7学科を有する。学部棟がキャンパスの奥地にあるので「早稲田のチベット」と呼ばれることも。校舎はボロい。教育学科には教育学、生涯教育学、教育心理学の3つの専修課程からなる教育学専攻と、小学校教員免許が取得できる初等教育学専攻があるが、卒業後に教員になる人は1割もいない。。国語国文学科と英語英文学科は、文学だけでなく言語学にも重きを置いている。両学科とも出欠取りが厳しいことで知られる。社会学科は地理歴史専修と社会科学専修に分かれる。後者は政治学、経済学、法律学、マスコミュニケーション学などを扱う社会科学部のような学科。理学科は、生物学専修と地球科学専修。数学科は数学教育のプロをめざす学科。複合文化学科では、外国文化やサブカルチャーなど、広く文化現象を研究する。●社会科学部 政治学、経済学、法学、商学など、社会科学の分野を中心に横断的に学ぶ。人文科学や自然科学も一応扱う。「社会学部」と間違いやすいが、社会学を専門にするところではない。 学生気質は「政経と商を足して2で割った感じ。ほどよくマジメ」で、「大好きな早稲田ならどの学部でもいいから入