ブックタイトル大学図鑑!2017

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概要

大学図鑑!2017

32初年度納付金(2016年度)国際教養学部 1,626,000円(入学金200,000円・授業料1,173,000円)スポーツ科学部1,712,000円(入学金200,000円・授業料1,095,000円)基幹理工学部 1,745,000円(入学金200,000円・授業料1,142,000円)創造理工学部 1,765,000~1,781,000円(入学金200,000円・授業料1,142,000円)先進理工学部 1,785,000円(入学金200,000円・授業料1,142,000円)文学部 1,281,000円(入学金200,000円・授業料827,000円)人間科学部 1,677,000円(入学金200,000円・授業料1,064,000円)教育学部 1,237,620~1,776,000円(入学金200,000円・授業料782,000~1,142,000円)政治経済学部 1,315,500~1,319,500円(入学金200,000円・授業料808,000円)法学部 1,242,700円(入学金200,000円・授業料782,000円)商学部 1,285,800円(入学金200,000円・授業料782,000円)社会科学部 1,281,988円(入学金200,000円・授業料782,000円)文化構想学部 1,281,000円(入学金200,000円・授業料827,000円)テーマカレッジ 脱マスプロ教育の試みのひとつに「テーマカレッジ」がある。1~2年生が中心、1クラス20名以内の学部横断型ゼミ。リサーチや発表、討論、フィールドワークなどを行う。テーマは「感性と文化」「国際コミュニケーション」「ジェンダー研究」「平和学」「EU・欧州統合研究」など。 所沢キャンパスだけで取れる教職課程は「体育」などに限られていたり、ここではサークル活動にも限界があったりで、1~2年のうちは「本キャン」に出向く学生が多い。所沢~本キャンの移動は1時間半弱。本キャンの学生は「一度も所沢に行ったことがない」人が多い。学問&学部問題!マスプロ教育から脱却中   らく早大には「学生1流、施設2流、教員3流」という裏キャッチコピーがあった。どんどん新しくなっていく「施設」については前述したが、「教員」についても改善されてきてはいる。かつての悪評は、教授陣たちが早大の卒業生ばかりで内に閉じており、年寄りでやる気のない先生が多すぎる……という理由によったが、近年は外部の血を積極的に取り入れてだいぶマシに。「講義の質はいろいろだけど、教授が一流なのは間違いない」といった現役生の声も。世界大学ランキング100位以内をめざす「スーパーグローバル大学(トップ型)」にも選ばれている。 また、早大は「マスプロ教育」の悪評も高かった。有名人に中退者が多いことから、「中退一流、留年二流、4年で卒業は三流」と言われている。これについても改革中で、少人数制の講義やゼミ方式の授業が増えている。各学部学科の募集定員も絞られていく傾向にある。 学部と学科がたくさんある大学なので、入試偏差値の幅は広い。大学内には政経や法学部を筆頭にした学部ヒエラルキーがいちおう存在しているが、あからさまな差別があるわけではない。「推薦入学者があまりに多くてがっかり。私は某国立大を蹴って早稲田に入ったが、その国立大に偏差値が足りなかったから推薦で早稲田に入った、と言う早大生たちがいて、早稲田もそんなレベルに落ちたんですね」という声も。●政治経済学部 政治学科、経済学科、国際政治経済学科がある。その入試偏差値の高さから「早稲田の看板」と言われてきたが、近年は内部進学と指定校推薦の入学者が増え、インテリ度もプライドも低下傾向にある。「政経は依然としてマスプロ教育から脱しているとは思えない」「政治学科は出席をとらない授業が多く、レポートを出せば単位をもらえるので楽。経済学科は2年前期が忙しい。国際政治経済学科は政治と経済の両方の必修があるので必修地獄」(政経学部生)。1年次からゼミっぽい授業が始まり、3・4年次はほぼ全員がゼミに所属長