ブックタイトル会計事務所と会社の経理がクラウド会計を使いこなす本

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概要

会計事務所と会社の経理がクラウド会計を使いこなす本

40「単純作業」を減らし、付加価値の高い業務に注力できるクラウド会計に内蔵されている「データの自動取得機能」や「仕訳の学習機能」により、記帳代行業務に費やす時間を削減できることが、会計事務所から見た最大のメリットでしょう。会計事務所の作業時間のうち、記帳代行業務に費やす時間は相当なものですが、クラウド会計を利用すると、記帳業務時間を5割程度は削減できるでしょう。その削減した時間分を、財務分析や経営改善の提案などのコンサルティングサービスに充てることができます。記帳代行業務の時間対効果を上げて、付加価値の高いサービスに注力できるのです。また、会計事務所が対応できるクライアント数について、現在は職員1人当たり30社が限度と言われていますが、50社は可能になるとみられます。これは、人件費を大幅に削減しつつ、売上を大幅に増やせることを意味します。この事実は、見方を変えると「クラウド会計の登場によって会計事務所の仕事の一部がなくなる」とも言えることから、導入を躊躇する事務所が多い理由の1つになっています。しかし、税理士本来のコンサルティング業務に多くの時間を割けるようになるわけですから、歓迎すべ・記帳代行業務にかかる時間を5 割程度削減可能・付加価値の高いコンサルティング業務に注力できる・1 人当たりのクライアント数が30 社から50 社に増加・経営の意思決定に役立つデータをタイムリーに提供・銀行の融資実行までの時間を短縮会計事務所にとってのメリットとデメリット「ぶっちゃけ」を教えて04S E C T I O NCHAPTER1 クラウド会計で会計事務所と経理部の仕事はこう変わる!ANSWER