ブックタイトル会計事務所と会社の経理がクラウド会計を使いこなす本

ページ
7/10

このページは 会計事務所と会社の経理がクラウド会計を使いこなす本 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

会計事務所と会社の経理がクラウド会計を使いこなす本

37CHAPTER213クラウド会計で会計事務所と経理部の仕事はこう変わる!シュフローの状況に応じて投資判断を行なうことで、新たな収益機会をキャッチできる可能性が高まります。また、会計事務所側としても、クライアントの状態をタイムリーに把握することで、銀行融資や節税対策の必要性について素早く提案することができるでしょう。複数の拠点に経理機能を持つ会社や、出張先から経理処理を行なわなければならない時など、複数のメンバーが同時に会計ソフトを使用する必要があった際にも、同時入力がメリットになるでしょう。最新の会計基準に対応し、ほぼすべての金融機関と連携従来の会計ソフトでは、会計基準の改定やソフトウェアのバグを修正するためのアップデート作業を自ら行なう必要があり、想像以上に時間がかかり、その間パソコンが使えなくて困る、ということがありました。その点クラウド会計は、ユーザーが何もしなくても、常に最新の会計基準に基づいた会計ソフトが提供されます。メンテナンスから解放されて本来の業務に専念できるため、確実に業務効率が上がるでしょう。また、クラウド会計は、銀行口座やカード会社、電子マネー、POS、Web通販などの取引データを自動で取り込むことが可能です。MFクラウドは、2016年10月末時点でほぼすべての金融機関等と連携しており、非常に便利な機能の1つだと言えます。実際に使用してみると、「こんなにもスムーズに取込が行われるのか」というほど、驚きの速さで取り込まれます。仕訳候補の選択が必要な場合があるなど、全くの手放しで記帳業務が完了するわけではありませんが、従来のように、領収書を見ながら仕訳を入力していく作業とは、比べものにならない速さを感じられるはずです。また、クリック1つで仕訳が完成していくため、作業効率は格段にアップし、他の作業に回す時間が確保できたり、残業時間が減ることは間違いないでしょう。