ブックタイトル住宅ローンはこうして借りなさい 改訂6版
- ページ
- 2/10
このページは 住宅ローンはこうして借りなさい 改訂6版 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 住宅ローンはこうして借りなさい 改訂6版 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
住宅ローンはこうして借りなさい 改訂6版
26ちまたにあふれる情報は「売り手発信」と「過去の常識」 家賃を払い続けるのはもったいないなと思ったとき、次のような広告のフレーズが目に飛び込んできます。「頭金ゼロでもOK」「消費税10%になる前が買いどき!」「マイナス金利は絶好のチャンス!」 毎月の返済額の例を見ると、今の家賃よりも低い金額なら、「買ったほうがトクかも」と思うのも無理はありません。 そこでマンションのモデルルームや住宅展示場に出かけて行くと営業マンから、「年収から逆算するとこれくらいの物件はラクに買えます」「頭金を貯めている間に金利が上がっていくので、超低金利の今のうちにローンを組んで買ったほうがおトクですよ」と、購入をあおられます。 しかし、売り手発信の情報は「物件を売るためのセールストーク」にすぎません。マイホームを買いたい気持ちでいっぱいのときには、偏った情報であることになかなか気がつかないものです。 セールストークに乗せられて無理な購入をし、万一、ローン返済が困難になっても、住宅の売り手には何の責任も発生しないことを忘れずに。 マイホームは、多くの人にとって人生最大の買い物ですから、「慎重かつ冷静」に情報を取捨選択し、資金計画を立てていかなくてはなりません。 そのためには、「セールストーク」や「過去の常識」の落とし穴を知っておくことが必要です。あわせて、積極的に売り手以外の人の意見や考え方に触れるようにしましょう。 この章では、住宅の売り手やローンの貸し手がなかなか教えてくれないローンのカラクリやリスク、過去の常識や一般論の落とし穴を検証してみます。売り手側にだまされるなモデルルームのセールストークと住宅チラシのウソにだまされるな!売り手発信の情報は「物件を売るためのセールストーク」。マイホームを買いたいと熱くなっているときには要注意