ブックタイトル面接の達人 2018 バイブル版

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概要

面接の達人 2018 バイブル版

32 面接におけるベストの自己紹介は、たった1つだ。「そんなことはない。受ける会社に合った自己紹介があるだろう」 と君は言うだろう。 でもそれは間違いだ。 A社にはベストの自己紹介だが、B社にはベストではないとしたら、そもそも君が用意したA社用の自己紹介が、間違っている。 ではB社用の自己紹介を、A社でも使えばいいのか。 発想の根本のところが間違っている。 どんな会社でも通用するのがベストの自己紹介なのだ。 ではもう1つの面接で言わなければならない志望動機はどうだろう。 これはいくらなんでも、どの会社も使い回しというわけにはいかないだろう。 志望する業種が3つにまたがる場合、3つの志望動機があってもいい。 ただしここで誤解してはならないのは、まず最初に志望動機ありきだ。 君たちがつい陥りやすい過ちは、先に志望会社や志望業種を決めて、その後でそれぞれに合わせたもっともらしい志望動機を考えてしまうことだ。 発想の仕方が逆なのだ。 まず入りたい会社を決めて、それから都合のいい志望動機をでっちあげようとするから、10社受けるときには10社分の志望動機が必要になってくる。 そうなると、そのどれもが都合のいい志望動機だから、すべてもっともらしいけど、すべて本気ではないということになってしまう。 そんなでっちあげの志望動機にだまされるほど、面接官は甘くない。 エピソードや内容の派手さを追求するのではなく、本当の自分のPRポイントは何かをよく考えました。自分にとっては小さいエピソードであっても、そこで自分が何を考え、どう行動したかが重要だと思いました。(西日本旅客鉄道株式会社・2017年入社) 他の学生が持っていないだろうという話題を必ず一つ話すことを意識していました。たとえば、24時間止まらないシステムの構築・運用管理の苦労話や、加速器鑑賞ツアーを開いたことなどです。OB訪問なども行い、どの話にどんな反応があるかを確認しながら、自己PRの内容を調整しました。(NTTコミュニケーションズ・2017年入社) 具体例を挙げ、説得力をつけるよう工夫した。人とは違う経験を多くしているため、視野が広く日々変わりゆく世界への適応力を兼ね備えた人材であるということをアピールした。(トヨタ自動車株式会社・2017年入社)