ブックタイトル面接の達人 2018 バイブル版

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概要

面接の達人 2018 バイブル版

27 今さら10点も20点も点数を上げられないけど、0・1点なら上げられる。 ボーダーライン上の君は、10点も20点も上げる必要はない。 0・1点上げるだけでいい。 0・1点を拾うには、練習が有効になる。 たかだか10分やそこらで人間を判断されてはたまらない、と君は言うかもしれない。 そういう人はサラリーマンには向いていないから、ペンションでも経営したほうがいい。 ビジネスの現場では10分で商談を進めていかなければならない。 たかだか10分というけれど、面接を受ける志望者はその10分の間に、100個以上もエラーをする。そのエラーを半分に減らすだけで、君はかなり上位で通ることができる。 野球の試合と違って、面接の場合、自分がエラーをしたことにすら気づかないことが多いから難しい。 面接官はただニコニコ笑って君を落とすだろう。 競争率が5倍ぐらいまでなら、試験は「通すための試験」だ。就職試験のように競争率が30倍とか50倍とかになると、試験は「落とすための試験」にならざるをえない。 いかにエラーを少なくするかが勝負の分かれ目になる。 毎年行っている「面接達人塾」(巻末参照)では、みんなの前で模擬面接をするようにしている。 模擬面接を受けている人よりそれを見ている人のほうがより勉強になる。 他人がするエラーは、自分のエラーよりはっきり見えるからだ。 私は学生時代、塾の講師として英語を教えながら教室長補佐として教室運営にも携わっていました。ここで学んだことは、業務の効率化です。例えば、100件あるご家庭への連絡メールを手打ち入力から、エクセルのマクロ機能を使用して文章入力の手間を省き、1時間かかっていた作業を20分で終わるようにしました。このように、小さな新しい取り組みを取り入れることで、作業の無駄を省き、運営側として講師をサポートし、生徒が満足できる教室作りに励みました。(いすゞ自動車九州株式会社・2017年入社) 我慢強いことをアピールしました。高校時代から資格取得のために計画を立て、取り組む習慣づけを行ってきました。資格に合格した時の達成感を味わうためにも、不合格だった時は悔しさをバネに何度もチャレンジして合格まで辿り着いた経験は、仕事をする上でも十分に役立つと伝えました。(日本IBM・2017年入社)