ブックタイトル新・よくわかるISO環境法【改訂第12版】

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概要

新・よくわかるISO環境法【改訂第12版】

21 ISO14001:2015の改訂のポイントと全体像①マネジメントシステム規格の共通化 規格の構成が大幅に変わった。 ISOが発行するマネジメントシステムの規格(MSS)の箇条1から箇条10までの章立て(上位構造:HLS)と1ISO14001と法律との関係ISO9001:2015その他のマネジメントシステム規格と章立て等が共通となったHLS:High LevelStructureMSS:managementSystem StandardISOでは「改訂」を使い、JISでは「改正」の用語を使う「法的及びその他の要求事項」に代わって「順守義務」が使用される「2 ISO14001:2015要求事項」記載欄のKeyPointに「順守義務」とある場合は、関連する要求事項がある 2004年版のISO14001が全面改訂され、ISO14001:2015が2015年9月16日に発行されました。続いて、JISQ14001:2015も2015年11月20日に改正されました。 環境問題に取り組むうえで、ISO14001の基本的な要求事項の1つは、法規制等を順守することです。この考えは改訂された2015年版でも変わりませんし、多くの箇条で「順守義務」が取り上げられ、拡大強化されました。 ISO14001のシステムを構築・維持する事務局メンバー、監査員等は、法的要求事項がどの箇条につながっているかに注目する必要があります。 この章では、改訂されたISO14001:2015(JIS Q14001:2015)の全体構造を知ったうえで、規格の箇条4「組織の状況」から箇条10「改善」までの規格要求事項の全文とその内容について簡単に解説します。 また、環境に関連する法律についても触れます。