ブックタイトル面接の達人 2019 バイブル版

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概要

面接の達人 2019 バイブル版

27 今さら10点も20点も点数を上げられないけど、0・1点なら上げられる。 ボーダーライン上の君は、10点も20点も上げる必要はない。 0・1点上げるだけでいい。 0・1点を拾うには、練習が有効になる。 たかだか10分やそこらで人間を判断されてはたまらない、と君は言うかもしれない。 そういう人はサラリーマンには向いていないから、ペンションでも経営したほうがいい。 ビジネスの現場では10分で商談を進めていかなければならない。 たかだか10分というけれど、面接を受ける志望者はその10分の間に、100個以上もエラーをする。そのエラーを半分に減らすだけで、君はかなり上位で通ることができる。 野球の試合と違って、面接の場合、自分がエラーをしたことにすら気づかないことが多いから難しい。 面接官はただニコニコ笑って君を落とすだろう。 競争率が5倍ぐらいまでなら、試験は「通すための試験」だ。就職試験のように競争率が30倍とか50倍とかになると、試験は「落とすための試験」にならざるをえない。 いかにエラーを少なくするかが勝負の分かれ目になる。 毎年行っている「面接達人塾」(巻末参照)では、みんなの前で模擬面接をするようにしている。 模擬面接を受けている人よりそれを見ている人のほうがより勉強になる。 他人がするエラーは、自分のエラーよりはっきり見えるからだ。 私は、「人との縁を大事にする」人間です。これは居酒屋でのアルバイト経験で培ったものです。お客様の顔と名前、会話内容を覚え、積極的に関わりを持ちました。今後も一期一会の出会いを大事にしたいと考えています、と伝えた。(大和ハウス工業株式会社・2018年入社) 個人面接では、頻出となる質問に合うエピソードを用意した。学業・学業以外で頑張ったこと、志望動機、自己PRなど面接官と会話することを心がけた。 集団面接では簡潔に、はきはき話すよう心がけた。(ソフトバンク・テクノロジー株式会社・2018年入社) 自分のやりたいこと、なぜそれをやりたいのかを掘り下げて考えた。やりたいことを実現できるのは御社であると伝えた。 やりたいこと、やれる場所に加えて、やれる素質については、自分の経験に基づいて、自分の強みをアピールした。(株式会社ベイカレント・コンサルティング・2018年入社)