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概要

大学図鑑!2019

50ワセメシ 価格が安く、ボリュームたっぷり、そして油っ気が多めな早稲田周辺の飲食店は「ワセメシ」と呼ばれ、学生に親しまれている。油分が強烈な3店「わせだの弁当屋(通称、わせ弁)」「キッチンオトボケ」「キッチン南海」は、「三大油田」(!)と呼ばれ、「長期休みになると、『早く“給油”したい』って思う」と漏らす学生も出るほど中毒者続出。他にも、ワセメシの代表格といえば、油そば。キャンパス周辺から高田馬場駅にかけて、店舗がこれでもかというほど林立する。カツの上に牛肉を乗せる「カツ牛メシ」が大人気の「三品食堂」と、400円でおいしいラーメンが食べられる「メルシー」は、ワセメシの老舗。双方、昭和の名残あるアットホームな雰囲気が魅力的だ。東伏見キャンパス 西武新宿線東伏見駅 徒歩1分。スポーツ科学部の一部授業と、人間科学部の体育が行われているキャンパス。サッカー場、野球場、ホッケー場といったスポーツ施設が揃う。厩舎があって、馬もいる。「紺碧寮」といった体育会系の寮も。先端生命医科学センター 都営新宿線 曙橋駅から徒歩8分。通称「TWIns」。創造理工学部の総合機械工学、先進理工学部の生命医科学、電気・情報生命工学科の生命理工学、教育学部理学科の生物学が使用する。東京女子医大と早稲田の共同研究施設であるため、お互いの学生が交流できるアクティブラーニングスペースが用意されている。■ 早稲田キャンパス(政経・法・商・教育・社学・国際教養) 通称「本キャン」。地下鉄東西線の早稲田駅から歩いて5分、JRと西武新宿線の高田馬場駅からもギリギリ徒歩圏内、おまけに路面電車の都電の駅も近くにある。早大の本部機能を有する早稲田キャンパスの交通事情は、かなり便利だ。キャンパス周辺には書店や定食屋、ラーメン(油そば)屋、居酒屋、雀荘、学生ローンがいっぱい。エリア全体がワセダ関係で盛り上がっている。 近年、政治経済学部、法学部、社会科学部のガラス張り校舎など、従来の早稲田のイメージを打ち破る華やかな建物が急増。その一方で、学部によってはボロボロのままの校舎もあり、「学内ヒエラルキーを感じる」と学生たちはささやく。 メディアネットワークセンター、語学センターなども充実。22号館には24時間開室のPCルームがあり、終電がなくなった学生の避難場所として使われている。床がギシギシいう演劇博物館は、さすが有形文化財に指定されているだけあって貫禄たっぷりである。中央図書館の蔵書数270万冊は、日本の私大で一番。大隈講堂や銅像前は、昼休みになると、サークル・イベント勧誘の人たちや、アジテーションをする政治団体などであふれ、ときには、古本市やビーチバレーといっ