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資本主義に希望はある

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資本主義に希望はある

書籍情報

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  • フィリップ・コトラー 著/倉田幸信 訳/高岡浩三 解説
  • 定価:本体2,000円+税
  • 発行年月:2015年10月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:360
  • ISBN:978-4-478-06488-7

内容紹介

歴史を振り返っても、資本主義以上に優れたシステムは見当たらない。ただし、もちろん完璧ではない。貧困、格差、搾取、機械化と雇用などの課題と向き合う必要がある。“近代マーケティングの父”と称される経営学者であり、3人のノーベル賞受賞者に師事したフィリップ・コトラーが描く、資本主義の未来図とは。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

序章 資本主義を改善する

資本主義の成功
資本主義とは何か
資本主義への批判
資本主義の14の欠点

第1章 貧困問題は未解決である

何が貧困を生み出すのか
貧困の解決策
米国の貧困に関する補足

第2章 拡大する所得格差

トマ・ピケティの登場
所得はどのように配分されているのか
不平等が生み出す危険
巨大な所得格差を減らすための政策
  最低賃金を上げる
  課税システムの累進性を高める
  オフショアのタックスヘイブンを遮断する
  労働者への報酬に応じて最高幹部の報酬を制限する
  税の抜け穴を塞ぐ
  給付金制度の強化
巨大な資産格差を減らすための政策

第3章 搾取される労働者

労働組合を結成する
最低賃金に関する問題
  いま、何が起きているのか
  最低賃金引き上げをめぐる意見の相違
生活賃金を普及させるその他の手段
仕事の満足度を上げる

第4章 機械が人間の仕事を奪っていく

テクノロジーが仕事を奪う
人は増え、仕事は減る
オートメーションで最も損をするのは誰か
経済成長は鈍化するか
新しいスキルを身につける
起業家精神を育てる
失業者を支援する

第5章 誰が社会的費用を払うのか

社会的費用を負担しない企業
公共財を保護する
独占と参入障壁

第6章 環境破壊を防げるのか

気候変動とエネルギーへのニーズ
活発化する環境保護運動
環境意識に目覚めた企業
今後もつきまとう環境問題
世界は十分な食糧を生産できるのか

第7章 乱高下する市場

景気循環のもたらす問題
  景気循環の4つのフェーズ
  景気収縮を引き起こす要因
  景気回復に役立つ要因
高まる市場の波乱
波乱を生み出す七大要因
  1.技術進歩と情報革命
  2.破壊的技術とイノベーション
  3.“その他”の台頭
  4.ハイパーコンペティション(過当競争)
  5.政府系ファンド
  6.環境問題
  7.顧客エンパワメント

第8章 利己心の是非

個人主義と自立心の良い点
コミュニティの良い点
企業の社会的責任という概念

第9章 借金で豊かになれるのか

グレート・リセッションまで(〜2008年)
米国のグレート・リセッション(2008〜2011年)
拡大する所得格差
家計の借金
米国経済システムの「金融化」
いかに金融システムを規制するか

第10章 政治に歪められる経済

ロビー活動とは何か
  ロビー活動の良し悪し
  選挙活動の資金拠出
  ロビー活動にまつわる諸問題の解決策
賄賂と政治腐敗
  賄賂と政治腐敗の解決策
政府規制と課税政策
超富裕層の影響力
  超富裕層の影響力への対策

第11章 短期的利益を重視する弊害

長期的投資に関する問題
インフラの維持と改善

第12章 マーケティングの功と罪

米国の食品は健康的か?
銃について
広告が欲望をつくり出す
公共の製品・サービスの質が問われている

第13章 さらなる経済成長は必要なのか

低成長グループ
健全な消費グループ
定常経済グループ
消費偏重を変えるために
未解決の2つの大問題
  1.仕事に関する問題
  2.持続可能性のための企業の取り組み

第14章 モノだけでなく幸福も生み出そう

国民総幸福量
物質主義と幸福度の関係
物質主義ではない幸福を
  1.芸術や文化、または宗教と深く関わる
  2.他人を助け、世界を改善する
  3.より簡素に生きる
  気をつけて消費する
所得不平等と幸福の関係

エピローグ

解説

原注





著者

フィリップ・コトラー(Philip Kotler)
ノースウエスタン大学ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント、インターナショナル・マーケティングのS.C.ジョンソン・アンド・サン教授。1931年生まれ。シカゴ大学で経済学修士号、マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学博士号を取得した後、ハーバード大学で数学、シカゴ大学で行動科学を研究。シカゴ大学でミルトン・フリードマン、MITではポール・サミュエルソンとロバート・ソローという、3人のノーベル経済学賞受賞者に師事した。『ハーバード・ビジネス・レビュー』『MITスローン・マネジメント・レビュー』などの学術誌に100を超える論文を寄稿し、『ジャーナル・オブ・マーケティング』誌の年間最優秀論文に贈られる「アルファ・カッパ・サイ財団賞」を3度受賞。ゼネラル・エレクトリック(GE)、IBM、メルク、AT&T、ソニー、バンク・オブ・アメリカ、モトローラ、フォードなど、世界中の企業でコンサルティング活動を行っている。著書に、『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版』(丸善出版)など多数。


訳者

倉田幸信(Yukinobu Kurata)
1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集者を経て、2008年よりフリー。主な訳書に『ALLIANCE アライアンス』『伝説のFRB議長 ボルカー』『日本企業はモノづくり至上主義で生き残れるか』(以上、ダイヤモンド社)がある。


解説

高岡浩三(Kohzoh Takaoka)
ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEO。1983年、神戸大学経営学部卒。同年、ネスレ日本株式会社入社(営業本部東京支店)。2005年、ネスレコンフェクショナリー株式会社代表取締役社長に就任。2010年、ネスレ日本株式会社代表取締役副社長飲料事業本部長として新しい「ネスカフェ」のビジネスモデルを構築。同年11月、ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOに就任。「ネスカフェ アンバサダー」などの新しいビジネスモデルの構築を通じて高利益率を実現する一方、人事や営業などの管理部門も含め、あらゆる部門に「マーケティング」を採り入れ、グローバルに通用する成熟先進国ビジネスモデルの構築に力を注ぐ。著書に『ゲームのルールを変えろ』(ダイヤモンド社)、『ネスレの稼ぐ仕組み』(KADOKAWA)、『逆算力』(共著、日経BP社)がある。

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