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人工知能 人類最悪にして最後の発明

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人工知能 人類最悪にして最後の発明

書籍情報

  • 紙版
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  • ジェイムズ・バラット 著/水谷淳 訳
  • 定価:本体2,000円+税
  • 発行年月:2015年06月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:408
  • ISBN:978-4-478-06575-4

内容紹介

2045年、AIは人類を滅ぼす——Google、IBMが推し進め、近年爆発的に進化している人工知能(AI)。その「進化」がもたらすのは、はたして明るい未来なのか? ビル・ゲイツすら危惧するその実態を徹底的に取材し、そのあまりにも恐ろしい予測が全米で議論を巻き起こした禁断の書、ついに日本上陸。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに AIが人類を滅ぼす日

第1章 人類はこうして絶滅する

    ──ビジーチャイルド・シナリオ

▫ 人類よりも1000倍賢い人工知能をコントロールできるのか?
▫ あなたがネズミと交渉できないのと同様に
▫ 焼きつくし、食いつくす──すでに見えている人類滅亡への道
▫ 「知能爆発」のあとにやってくる『ターミネーター』の世界
▫ 「ロボット三原則」では不十分
▫ AIは「核」と同じ──二面性を持つテクノロジー

第2章 一度起こればもはや手遅れ

    ──AIのリスクは予測不可能で計算できない

▫ 人工知能ができること、まだできないこと
▫ AIの「不都合な真実」が取り上げられない2つの理由
▫ 2045年、シンギュラリティー到来はバラ色の未来をもたらすのか?
▫ そもそも計算できないAIのリスク

第3章 グーグルXとアルカイダに共通する怖さ

    ──人工知能の「知能」は人と同じか?

▫ エボラ、プルトニウム、人工知能
▫ テロリストやならず者国家でも作れるのか?
▫ グーグルは、なぜ隠れてAIを開発するのか?──ステルス企業の問題
▫ チェスコンピュータ「ディープブルー」は「思考」しているのか?
▫ 思考実験「中国語の部屋」
▫ 「AIの宇宙征服」も、もはや絵空事では片づけられない

第4章 チューリングテストとAIボックス実験

    ──人工知能版「ロボット三原則」の設計は可能か?

▫ AIボックス実験の「勝者」ユドカウスキー
▫ 開発者たちは「何を知らないか」を知らない
▫ 「フレンドリーさ」を人工知能に組み込むことは可能か
▫ IBMの「SyNAPSE」が描く素晴らしい未来社会
▫ 「フレンドリーAI」の問題1──合意不可能性
▫ 「フレンドリーAI」の問題2──進化するAIの「心変わり」
▫ 「チューリングテスト」をパスしたAIには知能があるのか?
▫ AIボックス実験の真実

第5章 「遺伝的プログラミング」の落とし穴

    ──AIの思考プロセスは必然的に「ブラックボックス」化する

▫ チェスを打つロボットが地球を乗っ取る──オモアンドロの警告
▫ 「機械学習」で勝手に進化するソフトウエア
▫ 「遺伝的プログラミング」の何が問題なのか?
▫ 「いまシャットダウンすべきか、何をしてでも確かめないと」

第6章 人工知能の「4つの衝動」

    ──完璧に「経済合理的」なAIにとって人は必要か?

▫ 人間より「合理的な経済主体」、人工知能
▫ 第1の衝動「効率性」
▫ 第2の衝動「自己保存」
▫ 「人工知性戦争」が招く大量死
▫ 第3の衝動「資源獲得」
▫ そのとき、ヒトも1つの「資源」となる──宇宙を目指すAI
▫ チェルノブイリと瞬間暴落、そしてAI災害の共通点
▫ 第4の衝動「創造性」
▫ 人工知能を「理解」するための学問を

第7章 数学者グッドの予言

    ──「知能爆発」はどのようにして起こるのか?

▫ 予測不可能なAIの進化に対抗するすべはあるのか?
▫ 「知能爆発」の提唱者I・J・グッドの「声」を求めて
▫ 「最初の超知能マシンは、人類が作るべき最後の発明品となる」
▫ 「エニグマ」に挑んだチューリングとグッド
▫ 「ブラックボックス」システムの1つ、人工ニューラルネットワーク
▫ グッドの変節──機械が支配権を奪う

第8章 金融マーケットで人知れず進化するAI

    ──人工知能はいつまで「人の道具」でいてくれるのか?

▫ 「シンギュラリティー」の名づけ親ヴァーナー・ヴィンジ
▫ 大惨事へとまっしぐらに向かう善良な科学者たち
▫ インターネットから知能は生まれるか?
▫ クオンツの金融モデリングが知能爆発を導く?
▫ すりかえられた「シンギュラリティー」

第9章 カーツワイルの「シンギュラリティー」再考

    ──人類は機械に追いつけるのか?

▫ 「バラ色の未来」の唱導者、レイ・カーツワイル
▫ 宗教化するシンギュラリティー
▫ 「収穫加速の法則(LOAR)」──すべてのテクノロジーは2倍2倍で進化する
▫ 「ムーアの法則」と知能爆発
▫ 20万年相当を100年で──そんなスピードに人は耐えられるか

第10章 人工知能は「21世紀の核兵器」

    ──予防策はまだない

▫ 楽観論者カーツワイルと対峙する
▫ 「強いAI」の開発をやめることは「倫理に反する」?
▫ 人間対機械の戦いへと至る「価値観」の違い
▫ 銃があると殴り合いが殺人へ発展するように
▫ 専門家の怠慢が「暴走」を招く

第11章 膨大な資金は「誰」が出しているのか?

    ──経済と軍事という2大要因

▫ 経済性と複雑性──知能爆発否定派の2つの論拠
▫ 学習する認知アーキテクチャ「OpenCog」
▫ 「強いAIは急いで作ったほうが安全」──ゲーツェルの理にかなった言い分
▫ 知能爆発の「基本材料」を検討する
▫ 姿を消した「ユリスコ」とダグラス・レナート
▫ アマゾンのEC2クラウドで目覚めた「ネコマタ」
▫ 経済性──知能爆発を妨げる第1の要因
▫ AI研究の「パトロン」DARPAの野望
▫ Siriもまた、軍の研究から
▫ 「誰もが欲しがる」ものの開発は止められない
▫ お金の出し手はいくらでもいる──経済性でむしろ加速するAI研究

第12章 あまりにも、あまりにも複雑

    ──「ソフトウエアの複雑性」は克服できても……

▫ ソフトウエアの複雑性──知能爆発を妨げる第2の要因
▫ グーグル+あなた=人工超知能
▫ 「モバイル化」はコンピュータとの融合への第一歩
▫ 人工知能が実現するのは「いつ」?
▫ 「成り行き任せ」で滅びに向かうしかないのか
▫ ソフトウエアの複雑性を克服する2つの方法
▫ 「AIの冬」は冬ではなかった
▫ ウォズニアックの「ミスターコーヒーテスト」
▫ 人工超知能実現の鍵は脳研究のなかに

第13章 超知能を生む「脳のリバースエンジニアリング」

    ──……複雑すぎて人は人工知能を理解できない

▫ ニューロンの働きは解き明かせるか
▫ 脳から生まれたアルゴリズムは、もうここまで来ている
▫ クイズ番組で人に勝利したIBMの「ワトソン」
▫ 「潜水艦は泳ぐことができるのか?」
▫ 知的職業すらも──機械が仕事を奪う
▫ 知能誕生に必要十分な条件とは

第14章 AI研究にルールを作れるか

    ──「悪魔」を解き放つのは善意の研究者か、それとも

▫ AIは、人とは異なる新たな「種」である
▫ ワトソン開発者は、ワトソンのことをすべては理解していない
▫ なぜ「暴走するAI」問題は見て見ぬふりをされるのか
▫ 「アシロマ・ガイドライン」のAI版は作れるか
▫ ひと筋の光「アポトーシス」プログラム
▫ 100%安全な防御策は存在しない

第15章 もし社会インフラを人工知能に乗っ取られたら

    ──コンピュータウイルスとAIの類似性

▫ サイバー犯罪と邪悪なAI
▫ 「ビットとバイトは銃弾と爆弾と同じくらい危険」
▫ もしAIが送電網というインフラを攻撃したら
▫ イランの原発を攻撃した「スタックスネット」
▫ まるでビジーチャイルド──ネットに逃げ出したマルウエア
▫ 「サイバーウォー」がもたらす人命が顧みられない世界

おわりに 人工知能の危険は、今を生きるすべての人の問題である

謝辞

訳者あとがき




著者

ジェイムズ・バラット(James Barrat)
フリーのテレビプロデューサー。National Geographic、Discovery、PBSなどにさまざまなテーマのドキュメンタリー番組を提供している。2000年、本書にも登場するレイ・カーツワイルやアーサー・C・クラークに取材して以来、人工知能とその危険性に注目し、取材を重ねてきた。本書が初の著作である。 2014年末、『タイム』誌が選ぶAIによる人類滅亡を論じる重要な識者5人に、スティーブン・ホーキングやイーロン・マスクとともに選ばれた。


訳者

水谷淳(みずたに・じゅん)
翻訳者。東京大学理学部卒業。博士(理学)。主な訳書にジェレミー・ウェッブ『「無」の科学』、イアン・スチュアート『数学の秘密の本棚』(ともにソフトバンククリエイティブ)、D・Q・マキナニー『論理ノート』、レナード・ムロディナウ『しらずしらず』(ともにダイヤモンド社)、マーク・ブキャナン『歴史は「べき乗則」で動く』(早川書房)、ウィリアム・H・クロッパー『物理学天才列伝』(講談社ブルーバックス)などがある。

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最新情報(2015/10/9更新)

「毎日新聞」(2015年9月13日)にて、書評が掲載されました!
評者は国立天文台名誉教授・海部宣男氏です。

「読売新聞」(2015年8月30日)にて、書評が掲載されました!
評者は同紙編集委員・柴田文隆氏です。

「北海道新聞」(2015年8月23日)にて、書評が掲載されました!
評者は公立はこだて未来大学教授・松原仁氏です。

「共同通信」より書評が配信され、「信濃毎日新聞」等で掲載されました!
評者は作家の瀬名秀明氏です!

「日本経済新聞」(2015年8月9日)にて、書評が掲載されました!
評者は東京大学准教授で『人工知能は人類を超えるか』著者の松尾豊氏。
来るべき人工知能化する社会に向けて視野を広げてくれる一冊だ」(同紙より)。
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO90279130X00C15A8MY5001/

「週刊読書人」(2015年8月7日)にて、書評が掲載されました!
評者はサイエンス・ライターの森山和道氏。

内容紹介

2045年、AIは人類を滅ぼす。

「シンギュラリティー」到来後の恐るべき未来を暴いた
全米で話題騒然の書、ついに日本上陸!

GoogleIBMが推し進め、近年爆発的に進化している人工知能(AI)
しかし、その「進化」がもたらすのは、果たして明るい未来なのか?
ビル・ゲイツイーロン・マスクすら警鐘を鳴らす「AI」の危険性について、
あらゆる角度から徹底的に取材・検証し、
その問題の本質をえぐり出した金字塔的作品

「コンピュータが世界を乗っ取るという危険は、すでに現実のものだ」
——スティーブン・ホーキング

最初に作られる賢い機械、およびそれに続いて作られる人間より賢い機械は、
最終的に我々の生活と融合することはなく、逆に我々を征服するというのが、本書の主張だ。
研究者はAGI(人工汎用知能)を追求することによって、自分より賢く、
自分では制御することもできないし十分に理解することもできない知能を作ってしまうことになるのだ。

技術的に進歩した存在が、それより進歩していない存在と出会ったら何が起こるか、
人類はこれまで何度も学んできた。
クリストファー・コロンブスVSタイノ族、ピサロVSインカ人、ヨーロッパ人VSネイティブアメリカン。

次なる準備は整った。
「人工超知能VSあなた/私」だ。

——本書第2章より

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