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明日を生きるための教養が身につく ハーバードのファイナンスの授業

ハーバード・ビジネス・スクール伝説の最終講義

  • 紙版
  • 電子版

明日を生きるための教養が身につく ハーバードのファイナンスの授業

ハーバード・ビジネス・スクール伝説の最終講義

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • ミヒル・A・デサイ 著/岩瀬 大輔 解説/関 美和 訳
  • 定価:本体1,600円+税
  • 発行年月:2018年11月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:336
  • ISBN:978-4-478-10402-6

内容紹介

ファイナンスや金融には人間の生き方を変える力がある——価値とリスクを将来にわたって見通すノウハウとしてのファイナンスは、そのまま人生に活かせる! ハーバード・ビジネス・スクールを巣立つ学生たちに語られたファイナンス版ハーバードからの贈り物!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

INTRODUCTION ファイナンスと善き人生の関係について

ファイナンスと人間らしさは相いれないか?
ハーバード・ビジネス・スクールの「最終講義」から
「ファイナンスの知恵」がMBA学生を動かした
文学や芸術の中にファイナンスの知恵はあふれていた
本書の読み方

CHAPTER1 人生はルーレット。確率で理解できても結局、ままならない

名作探偵小説の幕間の不思議なストーリー
理にかなった真っ当な人生こそ「不自然」だ
2つの教訓
フリットクラフト/ピアスの名前に隠された謎解き
哲学者パースの人生最大の関心事だった「保険」
確率を直観的に理解するのは難しい
ギャンブラーたちは、なぜ勝利の方程式を見つけられなかったか?
自然の法則が運命を支配するという世界観の誕生
偶然は絶対的存在だが、その総和は予測可能
金融とは、投資家と銀行家の世界ではない?
保険は航海リスク対策から生まれた
盛況となった葬儀を確実に行うための保険
ブルボン王朝を破滅に導いた年金保険
歴史上初めての金融エンジニアリング災禍
ザ・シンプソンズに学ぶモラル・ハザード
私たちはみな、混沌とした世界に立ち向かう保険会社だ
保険会社副社長を貫いた詩人スティーブンスの秩序への欲求
パースとスティーブンスが共有した人生の課題

CHAPTER2 人生というリスキー・ビジネスをどう渡っていくか

結婚できないかもしれないリスクを恋愛小説に学ぶ
人生のトレードオフに必要なリスク管理
無名の数学者が解明していた株式市場の動き
金融の2つの大切なリスク管理の道具の発見
結婚という人生のオプションの行使
ギリシャの哲学者タレスが駆使したオプション戦略
投機ツールでありながら保険でもあるオプション
破綻寸前のフェデックスを何が救ったか?
決めないことがオプション価値か?
アメリカ文学史上最も謎めいたセリフはオプションか?
優柔不断とオプションの維持
自分にとって大切なものは分散化すべきである
人生を豊かにするのは「不完全相関資産」
似ていない資産に投資することの意味
高いベータと低いベータの価値はどう違うか?
マッドマックスの金とアリストテレスの友人
リスク管理の人生における意味

CHAPTER3 人間の価値とファイナンスの価値

人間の才能とファイナンスの関係
タラントのたとえ話に魅せられた2人の作家
投資家の期待を上回れなければ、価値創造にはならない?
価値創造のロジックとタラントのたとえは驚くほど似ている
本当に価値あるものは、バランスシートには表れない
ファイナンスの目から見た大学教育の投資的価値
人生の価値評価とバリュエーション
能力があれば常に結果はついてくるのか?
タラントの教訓に謙虚さを見出した才人ジョンソン
神は実力主義のみに重きを置くものではないと喝破したミルトン
優れたパフォーマンスは実力ではなく運かもしれない
価値評価の論理は奉仕と義務の論理である

CHAPTER4 人間は、本当は誰のために働いているのだろう

投資家が詐欺にあわずに利益を得られるのはなぜなのか?
突然CEOが死ぬと株価が高騰しがちなのはなぜか?
経営者が期待に応えるかどうか、株主が監視するのは不可能だ
何かを任せた人に、しっかりした動機を持たせられるか?
各種の解決策にも同様の問題が絡み合っている
経営者が同時に株主である場合、問題はより複雑になる
プリンシパルとエージェントがもつれ合う現代資本主義
プリンシパル‐エージェント理論が人生の糧になる4場面
私たちは、問題は自分にあるのではないと思い込む傾向がある
一人で暮らすことになった母を呼び寄せるべきかどうか
自分が望んでいるのか、社会から望まれているものを選ぶのか
「進むべき道」と「進まずにいられない道」
フロイト心理学とプリンシパル
自分自身のプリンシパルになるために

CHAPTER5 おカネのない恋愛、ファイナンスなき合併

結婚とは、合併のようなもの?
愛を信じるか、カネを信じるか
結婚とおカネは切っても切れない関係だった
花嫁の持参金の高騰が金融イノベーションをもたらした
上流階級も企業グループも、同族の結婚を尊ぶ
AOLとタイム・ワーナーの100年に一度の結婚
世紀の大結婚の8つの失敗理由
そもそもなぜ企業は合併しなければならないか
GMとフィッシャーボディの議論百出の結婚
幸せな結婚への試行錯誤
100年続いたパートナーシップが破綻するとき

CHAPTER6 夢を生きるためのレバレッジ

アダム・スミスに挑戦したベンサム
借金を貶めることは、イノベーションと成長を阻害する
借金をめぐる物語は人間の絆の物語でもある
借金をレバレッジと呼ぶ人は賢く見えるか?
どの程度のレバレッジならかけてもいいのか?
他人に助けられることを嫌うアーティスト
レバレッジを駆使し、巨大オブジェを作ったクーンズ
レバレッジの選択は人生の選択だ
借金の重荷が正しい行動を妨げる
既存の義務の重さを恐れるあまり……
人生の義務とレバレッジの順序こそ大切だ
レバレッジは正しいことをするための刺激になる
最も価値のあるレバレッジは、同僚やコミュニティからの尊敬である
失敗の後に生み出されたクーンズの代表作

CHAPTER7 失敗の責任と倒産のファイナンス

革命の財務官、ロバート・モリスの人生
劇的すぎる破綻で国家を揺るがしたモリス
借金が返せない人物は倫理的に欠陥がある?
リスクテイクの結果の失敗は、道徳の失敗ではない
近代的企業倒産の4つの特徴に生き方を学ぼう
頑なに倒産を拒んだアメリカン航空の経営者は正しかったか
倒産が再生の始まりなら、私たちはなぜ倒産を快く思わないのか?
約束を反故にしていい「やむをえない理由」とは何か?
相反する義務の間で苦悩するのが人生
正しかったのはアーピーかホートンか?
あなたは苦悩を前向きに受け入れることができるか?

CHAPTER8 なぜみんなファイナンスが嫌いなのか

人々がファイナンスを嫌う理由を描いた物語
嫉妬と欲の種を植え付けられた男
金融をめぐる「あくなき欲望」のイメージ
実際にとんでもない悪者が存在するのが問題だ
人間は多くを手に入れるほど、ますます満足しなくなっていく
金融のクソったれ仮説
最高の金融小説として読める古典
運が成功を支配していることへの理解
資源の世話を一時任されたにすぎない存在
ファイナンスには「飽くなき欲望の物語」と「心と勤勉さの物語」がある

あとがき

解説 岩瀬大輔





著者

ミヒル・A・デサイ(Mihir A. Desai)
ハーバード大学教授。ビジネス・スクール(経営大学院)でファイナンスを教え(みずほフィナンシャルグループ教授)、ロー・スクール(法科大学院)では税法を教える。インドで生まれ、香港とアメリカで育つ。ビジネス・スクールの学生時代には上位5%に与えられるベイカー・スカラーに輝き、その後フルブライト奨学生としてインドに留学。ハーバード大学で政治経済学の博士号を取得した。経済と金融の評論家としてメディアにもたびたび登場。コーポレート・ファイナンスから公共政策まで、幅広くコメントしている。その研究は金融専門誌だけではなく、経済誌やニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで取り上げられている。ファイナンスという難科目を担当しているにもかかわらず、2001年にはビジネス・スクールで教える優秀な教師を表彰する学生協会賞を受賞するほどの人気教授である。


解説

岩瀬大輔(いわせ・だいすけ)
AIAグループ 経営会議メンバー兼グループCDO(チーフデジタルオフィサー)
ライフネット生命保険株式会社 取締役会長
1976年埼玉県生まれ。1997年司法試験合格。1998年、東京大学法学部を卒業後、ボストン コンサルティンググループ等を経て、ハーバード大学経営大学院に留学。同校を日本人では4人目となる上位5%の成績で修了(ベイカー・スカラー)。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げ、2013年より代表取締役社長、2018年6月より現職。同年7月より18カ国に拠点を有するアジア最大手の生命保険会社であるAIAグループ(香港)に本社経営会議メンバーとして招聘される。
著書は『入社1年目の教科書』『入社1年目の教科書 ワークブック』(共にダイヤモンド社)、『ハーバードMBA留学記 ── 資本主義の士官学校にて』(日経BP社)、『生命保険のカラクリ』『がん保険のカラクリ』(共に文春新書)、『ネットで生保を売ろう!』(文藝春秋)など多数。


訳者

関美和(せき・みわ)
翻訳家、杏林大学外国語学部准教授。慶應義塾大学卒業後、電通、スミス・バーニー勤務を経て、ハーバード大学経営大学院でMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経て、クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。主な翻訳書に、『ハーバード式「超」効率仕事術』(早川書房)、『13歳からの金融入門』(日本経済新聞出版社)、『シェア』『MAKERS』『ゼロ・トゥ・ワン』(いずれもNHK出版)、『Airbnb Story』『「おカネの天才」の育て方』(共に日経BP社)などがある。

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