ブックタイトル週刊ダイヤモンド16年1月16日号

ページ
4/6

このページは 週刊ダイヤモンド16年1月16日号 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

週刊ダイヤモンド16年1月16日号

Special Feature ンテル、コマツ、ソニー、DeNA││。国内外のそうそうたる有力企業が相次いで出資しているベンチャー企業がある。自動運転システムを開発・販売するZMP(東京都文京区)だ。一体、社員70人の小さな企業の何が、これらの企業を引き付けるのか。 自動運転には、物を見て認知する技術、得られた情報を判断する技術、判断に従って操作する技術が求められる。同社の最大の強みは、認知と判断という自動運転の「頭脳」に関わるハードとソフトを、自前で作っている点にある。 物を見て認知するためのカメラである「ロボビジョン」には、資本提携しているソニーのCMOSセンサーが搭載されている。情報を判断する人工知能「IZAC(アイザック)」には、同じく資本提携しているインテルのCPUが組み込まれている。資本提携で協業しつつ自前で開発することで、「進化のスピードが格段に速くなる」(谷口恒社長)。 自動運転技術で世界の最先端をいくZMPが現在注力しているのが、無人運転車によるタクシーサービス「ロボットタクシー」の実用化だ。2015年5月にDeNAと共同出資してロボットタクシ週刊ダイヤモンド 2016/01/16 28M.K.①ミニバンタイプのロボットタクシーは、改造費用が400万円程度になる見込み。人件費の大幅削減につながるため、「料金を安くして利益も出せる」と谷口恒社長。自前で開発した②ロボビジョンと③IZAC(アイザック)がZMPの最大の武器だM.K. Masato Kato有力企業と相次いで提携小さな巨人「ZMP」の凄みイ???