ブックタイトル週刊ダイヤモンド16年1月16日号

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週刊ダイヤモンド16年1月16日号

特集お宝銘柄を探せ!「勝ち組に資金が集中している」(北村彰・ジャパンベンチャーリサーチ代表取締役)。こうした企業に対する将来のIPO期待も高まっている。 ただし、IPO銘柄は期待が先行しがちで、上場後の値動きは荒くなりやすい(上表参照)。それだけに、しっかりと選別することが重要だ。 次ページからは、将来の「お宝企業」を発掘するプロであるベンチャーキャピタルが「青田買い」する成長企業や、独自の技術やサービスを持つ知られざる有望企業を紹介する。 米国では、タクシー配車サービスのUber などの「ユニコーン」(時価総額10億㌦超の株式未公開企業)が続々と誕生しているが、日本でもその予備軍が現れ始めた。左図は時価総額100億円超のベンチャー企業たちだ。 ニュースアプリのスマートニュースやフリマアプリのメルカリ(33㌻表参照)、今話題となっているフィンテック(ITを使った金融サービス)のfreee(フリー)やマネーフォワード(46㌻参照)、強靱で伸縮性に優れた人工のクモ糸を開発したスパイバー(51㌻表参照)など、新しい日本をつくっていきたい」と谷口社長は意気込む。 同社のロボビジョンとIZACは、自律移動を制御できる点で自動運転以外の分野でも応用が可能だ。建機や農機、物流の台車など、用途は今後どんどん広がっていきそうだ。 同社には昨年来、新規上場(IPO)の期待が高まっており、投資家の熱い視線が注がれている。日本でも続々誕生のユニコーン予備軍高まるIPO期待 ZMPのほかにも、株式未公開ながら注目を集めている企業は少なくない。ー事業の新会社を設立し、20年の東京五輪時には、法整備が進めば3000台のロボットタクシーを走らせる予定だ。すでにプロトタイプ(右ページ写真①)を走らせて実験を始めており、19年後半からは量産を開始する。「前回の東京五輪の年に生を受けた人間として、20年の五輪でイノベーションを起こして、次世代の出所:フィスコ上場後の株価の動きが激しい2015年のIPO企業の株価動向ロゼッタアイリッジネオジャパンテラスカイあんしん保証アークン6951,2002,9001,7001,4601,360公開価格企業名 業種名 上場日 (円)サービス情報・通信情報・通信情報・通信その他金融情報・通信11月19日7月16日11月27日4月30日11月19日12月18日3,7056,35014,5507,6505,7304,925初値(円)12月22日終値(円)433%429%402%350%292%262%対公開価格騰落率2,8204,8659,16014,3202,6906,630▲24%▲23%▲37%87%▲53%35%対初値騰落率日本の「ユニコーン」予備軍ユーザベーススターフェスティバルアカツキラクスルグライダーアソシエイツPreferred Networksマネーフォワードメルカリfreeeスパイバーエリーパワースマートニュース時価総額100億円超のベンチャー企業0 100 200 300 400*時価総額が100億円を超える株式未公開企業。創薬バイオ系企業を除く  出所:ジャパンベンチャーリサーチ(億円)■時価総額29 週刊ダイヤモンド 2016/01/16④人の後ろを、荷物を載せて自動でついてくる「かるがも機能」などを搭載した物流支援ロボット「キャリロ」⑤ソニーと共同開発を進める自動運転で飛ぶドローン??