ブックタイトル週刊ダイヤモンド16年5月28日号

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週刊ダイヤモンド16年5月28日号

Prologue*主要24大学について集計。本誌調べ(5月10日現在、判明分)による人数豊田章男トヨタ自動車社長1979年 法学部卒佐治信忠サントリーホールディングス会長1968年 経済学部卒新浪剛史サントリーホールディングス社長1981年 経済学部卒0 50 100 150 200 250 300 350 400学閥の王者 慶應の実力横浜国立東京工業上智東京理科立命館北海道名古屋九州東北神戸立教関西青山学院法政関西学院一橋同志社大阪中央明治京都早稲田東京慶應義塾(人)主要大学別 上場企業の社長輩出数「慶應社長」の圧倒的な人数REUTERS/アフロREUTERS/アフロSpecial Feature から14年前の2002年某日。2人の慶應義塾大学卒業生は、ある〝会合〟で運命の出会いを果たした。 その2人とは、サントリーホールディングス会長の佐治信忠と、ローソンの社長に就任したばかりの新浪剛史。趣味のゴルフ話で意気投合し、次第に佐治はバイタリティー溢れる新浪のエネルギーに引き込まれていった。 14年、佐治の粘り強いアプローチが実り、新浪・サントリー社長が誕生した。2人が最初に出会い、この一大人事のきっかけとなった会合は「三田会」なるものだった。慶應卒によるOB会である。 佐治をよく知るサントリー関係者によれば、「佐治は経団連や同友会などの財界活動には熱心でない」。しかし、母校の慶應に対しては別らしい。慶應義塾の最高決議機関である評議員会の評議員に立候補し、評議員を務めている。 09年にサントリーがキリンホールディングスと統合交渉した際のきっかけも、当時キリンの社長だった加藤壹康との親交が関係していた。佐治と加藤は慶應の同期。社長として顔を合わせて以降、同窓であることが、2人の距離を縮める一つのきっかけになった。 そして驚くなかれ、サントリー社長職を引き受けた新浪がローソンの後任に指名した玉塚元一もま週刊ダイヤモンド 2016/05/28 28今