ブックタイトル週刊ダイヤモンド16年7月2日号

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概要

週刊ダイヤモンド16年7月2日号

特集「確率・統計」入門森岡にとって、力を存分に振るえる場所だと感じた。 入社が決まるや否や、森岡の脳内で「確率思考」が一気にフル回転。「成功確率が高いアイデアを成功確率が高い順番で繰り出す」ことを意識し、V字回復のための大戦略を練りだした。 森岡が考える経営資源の配分先は「プレファレンス」「認知率」「配荷率」に集約されるという。 プレファレンスとは、主にブランドが持つ資産価値と価格、製品パフォーマンスによって決まる、ブランドに対する消費者の相対的な好みのこと。消費者の購買行動はこれに基づき、ブランドの最大ポテンシャルを決定するため、森岡は最重要視している。 その足かせとなるのが、他の二つの要因だ。ブランドを知っているか、優先的に思い浮かぶかを示す認知率と、商品を買いたいときに何パーセントの消費者が買える状態にあるかを示す配荷率だ。 そして、「自社ブランドが選ばれ人気マンガ「進撃の巨人」の主人公たち(下)と、物語の鍵を握る壁の中の巨人(上)31 週刊ダイヤモンド 2016/07/02確率・統計の USJ大躍進の裏にPrologue