ブックタイトル週刊ダイヤモンド17年5月20日号

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概要

週刊ダイヤモンド17年5月20日号

2001 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13年度(社) (%)(2001年度=100)96981001021041061081101121997 99 2001 03 05 07 09 11 13 15年(人)▲100,000▲80,000▲60,000▲40,000▲20,000020,00040,00060,00080,0002014年 15 161819202122232425▲80▲60▲40▲200204060東京都から大阪府への流入(左目盛)大阪府から東京都への流出(左目盛)東京都へ本社を移転した企業に占める大阪企業の割合(右目盛)東京圏から関西圏への流入関西圏から東京圏への流出流出入差関西圏東京圏*関西圏=大阪府、京都府、兵庫県。東京圏=東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県。「住民基本台帳人口移動報告」(総務省)、「1都3県・本社移転企業調査」(帝国データバンク)、「県民経済計算」(内閣府)を基に本誌編集部作成「関西出身×東京の大学」における売上高上位企業の経営トップ1 岡藤正広伊藤忠商事組み合わせ 1位組み合わせ 3位組み合わせ 12位組み合わせ 17位組み合わせ 19位組み合わせ 24位大阪府×東京大学商社5兆2037億円東京都順位経営者名社名業種売上高所在地1 石塚博昭※三菱化学※兵庫県×東京大学化学7720億円東京都1 三井正則ダイハツ工業大阪府×中央大学自動車1兆0255億円大阪府12山名昌衛本庄大介コニカミノルタ伊藤園兵庫県×早稲田大学精密飲料4861億円3653億円東京都東京都1 戸井和久※ イトーヨーカ堂大阪府×早稲田大学小売り1兆2896億円東京都123四條晴也牧山浩三安藤徳隆イズミヤパルコ日清食品大阪府×慶應義塾大学小売り小売り食品2865億円2541億円2189億円大阪府東京都東京都23多田正世工藤英之大日本住友製薬新生銀行医薬銀行2657億円1762億円大阪府東京都23十倉雅和日覺昭廣住友化学東レ化学化学7353億円5636億円東京都東京都関西圏と東京圏の間での人口流出入の推移大阪府と東京都の間での企業の本社流出入の推移関西圏と東京圏の都府県民総生産の推移関西の〝三重苦?M.K.JIJI【対象大学】東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学関西空洞化の一方で、東京を圧倒する人材輩出力あり!特集 関西流企業の逆襲 GEやシーメンスのような外資系企業には、「関西人のコミュニケーション能力と環境適応能力の高さはぴったり合う」と、2社の関西出身幹部は口をそろえる。 左上図で示したように、関西地方の空洞化現象がさけばれて久しいが、GEやシーメンスの例を踏まえると関西の人材輩出力には目を見張るものがありそうだ。そこで、東京商工リサーチの協力を得て本誌がデータを分析した結果、興味深い事実が判明した。 それが右上のランキングだ。経営する企業の売上高を指標として、経営トップの出身地(47都道府県)と出身大学(有力20校)の組み合わせ、全940通りの中から、売上高の高い「最強の組み合わせ」はどれなのかを分析。すると、出身地が大阪と兵庫の組み合わせがトップ5をほぼ独占したのだ。 1位は「大阪出身×東京大学卒業」の組み合わせだ。2位の「東京出身×東大卒」とは僅差だが、参考値である効率性指標の従業員1人当たり売上高も1位で、文句なしのナンバーワンだ。 そのトップ・オブ・トップに輝いたのが、伊藤忠商事の社長、岡藤正広だ。2016年3月期決算で初めて業界トップに立った伊藤忠は近江商人の系譜を色濃く残し、大阪に本社を構える格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションの飛行機に乗ると、機内アナウンスで関西弁が聞ける。締めくくりの言葉である「ほんま、おおきに」は名物となっている。 関西あるある31 週刊ダイヤモンド 2017/05/20ホンマかいな!