ブックタイトル週刊ダイヤモンド17年6月3日号

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週刊ダイヤモンド17年6月3日号

グーグル韓国・SKハイニックス米国・ブロードコム米国・ウエスタンデジタル台湾・鴻海(ホンハイ)アップルアマゾンソフトバンク一流の半導体巨額買収で続々と参入するITの巨人沸騰する半導体市場ドル箱事業に世界の大物が群がる推定資産価値2兆円Irochka_T/gettyimagesP60Part3東芝メモリ「三流東芝」と「一流半導体」を取り巻く最新事情特集三流の東芝 一流の半導体広げている真っただ中だ。グーグルやトヨタも参戦! 半導体めぐる新たな覇権争い 凋落する東芝とは裏腹に、半導体の世界は沸騰している。兆円単位の巨額買収が相次ぎ、ここ2年で20兆円が飛び交った。 爆発的にデータ需要が伸びるIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、自動運転がけん引する新時代の到来を予見し、次の半導体覇権をめぐる争いの火ぶたが切られたのだ。 プレーヤーは従来の半導体メーカーに限らない。 半導体を自ら開発して画期的なサービスを生み出したいグーグルや、イスラエルの半導体メーカーを買収したアマゾン、いまや大手半導体メーカーでもあるアップルなど、米IT業界の巨人たちも参戦している。 さらに、自社でも半導体工場を持ち、技術者も抱え込むトヨタ自動車がAI半導体の米エヌビディアと組んだかと思えば、劇的進化を遂げる中国勢まで入り乱れ、まるで異種格闘技戦のようだ。 三流の東芝と一流の半導体。その最前線を切り取った。31 週刊ダイヤモンド 2017/06/03