ブックタイトル週刊ダイヤモンド17年6月10日号

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概要

週刊ダイヤモンド17年6月10日号

特集 会計&ファイナンス超理解Oは「企業の業績を財務で表す以上、そこで働く社員が無関心でいられるはずがない」と語る。 例えば、それまでの量を売ることを重視する社長から、数は少なくとも利益が多い売り方を目指す社長に代わった際に、「利益!? よく分かりません」では営業マンは務まらない。会計やファイナンスが分からないと、自分が会社に何を求められているかすら分からず、端的に言えば出世できないのだ。 この特集は易しい図を多く使って、楽チンに理解が進むように設計してある。特に簿記や仕訳、複雑な数式の暗記など、初心者がつまずきがちな要素は一切排除した。 基本のパート1と応用のパート2までは必ず理解してほしい。パート3以降は、必要に応じてゆっくりと読み進めるのもOKだ。 どの章でも重要なことは、ざっくりと大枠を理解すればいいということ。それだけで、毎日の仕事で違った景色が見えてくるだろう。気負わずに読み進めてほしい。のカイゼン(改善)に励むことは有名だ。 一方のソフトバンクでは、孫社長が社員の必須スキルとして挙げる四つのうちにファイナンスが入っている。 さらに、三菱商事や三井物産、住友商事、伊藤忠商事などの大手総合商社では、社員にかなり高いファイナンスのスキルが求められるのだ。 ファイナンスに関する著作が多く企業での研修も手掛ける石野雄一氏によると、商社に入ってくる新入社員の中には最初からファイナンスの基礎を知っているタイプが増えているという。「就職活動では英語ができるのは当たり前のため、ファイナンスを勉強してくるようです」 こうした会計やファイナンスのスキルを必須とするような風潮が、今後ますます日本企業に広がっていくことは確実だ。 スマートフォンゲームを提供するコロプラの長谷部潤取締役CFTomohiro Ohsumi/gettyimages孫 正義31 週刊ダイヤモンド 2017/06/10ソフトバンクグループ社長それは会計&ファイナンスだった!