ブックタイトル週刊ダイヤモンド18年10月6日号

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概要

週刊ダイヤモンド18年10月6日号

Special Feature 遠のライバルである陸の王者・新幹線と空の王者・飛行機。50年余りの長きにわたり、両者は移動の覇者の座を懸けてしのぎを削ってきた。 詳しくは後述するが、新幹線と飛行機が激戦を繰り広げてきたからこそ、乗り物やそれに付随するサービスが拡充され、日本の交通手段が独自の発展を遂げてきたことは紛れもない事実だ。 だが最近、この最強モビリティーの様子がおかしい。陸・空共に、安全神話が崩れつつあるのだ。 東海道新幹線では2015年に焼身自殺事件、今年は殺傷事件が発生。17年末には、新幹線「のぞみ」で台車トラブルも発覚した。台車製造元である川崎重工業幹部が、「運行を続けていれば大惨事につながっていたかもしれず、おわびのしようもない」と猛省するように、新幹線としては初の重大インシデントに認定された。 本誌が実施した利用者アンケートでは、新幹線利用者の8割強が東海道新幹線を使っている(左ページ上図参照)。1日に47万人を運ぶ大動脈のセキュリティーや安全性の脆弱さに不信の念を抱く国民は少なくないだろう。 飛行機には災害が襲った。9月、台風21号による高潮の影響で関西The Asahi Shimbun/gettyimages飛行機安全神話も 4時間の壁も崩壊新幹線vs飛行機50年戦争の「その先」Prologues 乗り物選びの基準に北海道地震関空水没DW DW DW DW永