ブックタイトル週刊ダイヤモンド19年1月19日号

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週刊ダイヤモンド19年1月19日号

Special Feature 和時代、人々は「所有」することに価値を見いだし、家計をやりくりして〝夢〟のマイホームやマイカーを手に入れた。平成が終わる今、時代も価値観も変わり、消費スタイルは「所有」から「利用」への転換が始まっている。 また、インフラ産業や公共システムの構造や環境が変わり、家計の支出に影響を与えている。 2人以上世帯(勤労者世帯)の家計を見ると、2000年に比べて17年の月間支出額は全体で減少している。にもかかわらず、通信費、電気代、上下水道料、健康保険料などは2ケタ増となっている(上表参照)。 これらはリストラできるか。 通信費や電気代はその大本命である。携帯電話事業、電力小売り事業共に大きな転換期にあり、大手と新規参入勢が顧客争奪、価格競争を繰り広げているからだ。 水道料や健康保険料は、リストラどころか今後も値上げ必至。利用者が提供者を自由に選べないので回避するすべはない。ここへの負担に備えるためにも、他をリストラしておく必要がある。 本特集では記者が自らの価値観や生活もあらわに家計と向き合い、料金の裏側に迫った。通信費、電気代、上下水道料、健康保険料が2ケタ増*勤労者世帯。総務省統計局「家計調査」を基に本誌編集部作成2人以上世帯の月間支出●住居 うち家賃地代●食料●家具・家事用品●交通・通信 うち交通費 うち自動車等関係費 うち通信費●光熱・水道 うち電気代 うちガス代 うち上下水道料●被服および履物●保健医療●教育●教養娯楽●その他の消費支出●社会保険料 うち健康保険料●直接税消費支出 計非消費支出 計実支出(消費支出+非消費支出)合計2万1716円1万5032円7万5174円1万1268円4万3632円7873円2万5245円1万0514円2万1282円9163円6054円4821円1万7195円1万0901円1万8261円3万3796円8万8670円34万1896円4万8019円1万6238円4万0189円8万8343円43万0239円1万8532円1万1419円7万4584円1万0980円4万9610円7061円2万5764円1万6785円2万1164円1万0111円4707円5324円1万3184円1万1506円1万9080円3万0527円6万3890円31万3057円5万6869円1万9087円4万2479円9万9405円41万2462円▲14.7%▲24.0%▲0.8%▲2.6%13.7%▲10.3%2.1%59.6%▲0.6%10.3%▲22.2%10.4%▲23.3%5.5%4.5%▲9.7%▲27.9%▲8.4%18.4%17.5%5.7%12.5%▲4.1%用途2000年2017年対2000年比増減週刊ダイヤモンド 2019/01/19 32◯新常識で家計をリストラ!Prologue2019年昭