ブックタイトル週刊ダイヤモンド19年8月10日・17日合併特大号

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週刊ダイヤモンド19年8月10日・17日合併特大号

Special Featureが死んだ後の日常を、想像してみたことはありますか?親がいなくなった世界での親戚付き合いを、想像してみたことはありますか?親の死や「相続」から、目を背けたくなるのは当然です。平穏な日常が変わること、大切な人がいなくなること、難しそうな問題に巻き込まれることは、誰もが避けたいと考えるはずです。でも、親の死は、いつか必ずやって来ます。それは避けられません。すると、これまで平穏だった日常は一変。親の存在により均衡を保っていた親族との関係も、親の死を機に変化せざるを得ません。場合によっては、これまでのわだかまりが一気に噴出し、争う可能性すらあります。そう考えると「相続」は、誰にでも起こり得る問題なのです。東京では6人に1人が相続税の課税対象に国税庁の発表によると、死亡した人の数は、直近の2017年で約134万人。そのうち、財産の相続時に発生する「相続税」の課税対象者は約11万人。死亡者全体の8・3%と、12人に1人が相続週刊ダイヤモンド2019/08/10・17合併号28が必ず直面する相続税の課税価格および税額の推移0246810121416・・・・・・・・・(兆円)2008年09 10 11 12 13 14 15 16 17課税価格税額*課税価格は、相続財産価額に相続時精算課税適用財産価額を加え、被相続人の債務・葬式費用を控除し、相続開始前3年以内の被相続人から相続人等への生前贈与財産価額を加えたもの*上記の計数は、相続税額のある申告書(修正申告書を除く)のデータに基づいて作成11.6 11.514.6 14.815.61.5 1.4 1.8 1.9 2.0出所:国税庁「平成29年分の相続税の申告状況について」親