ブックタイトル週刊ダイヤモンド19年11月23日号

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週刊ダイヤモンド19年11月23日号

特集自動車 最終決断車メーカーはまだない。 最後の三つ目は、伝統的な自動車産業の「破壊者」──モビリティ領域への新規参入者──に敗北する危機である。米グーグルや米アップルといったITジャイアント、ソフトバンクなどの「サービス・ソリューション・プロバイダー」、独ボッシュなど新領域で世界標準を握ろうとするメガサプライヤー、中国企業などが有力な破壊者候補である。与党メンバーばかり1600万台超えの〝チームトヨタ〟結成 トヨタが目指しているのは、CASE時代にも、モビリティ業界のプラットフォーマーとして君臨し続けることである。ハードウエア主体の既存領域に、サービス・ソリューション・プロバイダーの領域を加えることで、覇権を握ろうとしているのだ。 トヨタは、将来の飯の種となる「コアコンピタンス」を絞り切れていないので、その代わりに、資本戦略を駆使することで味方を強制的に増やしている。トヨタの戦略に賛同し従ってくれる「与党メンバー」を増員し、一大勢力圏を築こうとしているのだ。それが、27 週刊ダイヤモンド 2019/11/23Illustration by Tadayuki Sakakibara親密サプライヤートヨタの電池調達方針は全方位。自前主義に限界CASE領域のパートナー企業シェアリングなどを展開するサービス・ソリューション・プロバイダートヨタ系サプライヤー7社トヨタは、デンソーやアイシン精機に対して経営のグリップを強めるライバル自動車メーカー日産は仏ルノーと離婚の危機独立独歩を貫くホンダの協業方針に変化あり