ブックタイトルシックス 2017 WINTER
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シックス 2017 WINTER
013瀬戸内海に「浮かぶ宿」で、漂泊の旅を第六感を磨くモノ・コト・ヒトTHE SIXTH SENSECOLUMNguntu01 02 03 株式会社せとうちクルーズの新造船「guntu(ガンツウ)」は、「せとうちの海に浮かぶ、ちいさな宿」をコンセプトにした、宿泊型のラグジュアリーな客船。 広島県尾道市のベラビスタマリーナを拠点に、夜は沖合で錨泊し、1泊から最大3泊4日かけて瀬戸内海沿岸の景勝地を周遊する。町並みが間近に迫る狭い海峡や、山の稜線が重なった多島美などが目前に広がる、瀬戸内ならではの静かな船旅を堪能できる。具体的なコースとしては、アートや建築を目当てに多くの旅行者が訪れる直島や犬島、豊島の周辺を巡り、最東部は岡山県日生沖まで向かう「東周り」と、世界遺産のある宮島や、呉市に位置する音戸の瀬戸や松山沖を巡り、最西部は山口県上関の沖まで周遊する「西回り」の2種類を基本に6 航路が用意されている。船内は、木材を多用した客室、切妻の屋根、縁側……等々、客船には珍しい和風旅館の興趣に富む。広々としたデッキ、エステやボディケアを行うトリートメントルームのほか、大浴場も準備。また、地産地消にこだわった旬の食材を使用する食事も魅力のひとつ(1泊1室2名利用時40~100万円、税・サ込)。 船名の由来は、尾道地方の方言で、瀬戸内海に広く生息するイシガニの意。滋味あふれる出汁がとれると、地元で親しまれているカニだ。 ガンツウは、この海だから出会うことのできる文化や伝統を凝縮した、新しい旅のスタイルを提供しつつ、瀬戸内海を漂泊する――。141 「ガンツウ」は10月17日に就航。2 全室海側に面したテラスを設置。3 漆喰を塗ったエントランス。4 3階の船首に位置し、栗材やサワラ材を多用したオープンデッキ。5 瀬戸内の風景と一体化したかのような眺望。6 約20㎡のテラスを有するグランドスイート。※本ツアーは帝国ホテル本館内「ガンツウギャラリー」にて予約・販売中。?03-6823-6055(水曜定休、営業時間10~18時、予約制)2356