ブックタイトルシックス 2017 WINTER

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概要

シックス 2017 WINTER

「昨日まで大阪出張でしたが、自分のクルマで行ったんですよ」 アーティストとして活躍する村松亮太郎さんは、こう語るほどのクルマ好き。さまざまな車種を乗り継いできた村松さんが、キャデラック XT5 クロスオーバーを興味深そうに見つめる。「以前からキャデラックのクロスオーバー系のモデルが気になっていたので、デビュー間もないXT5クロスオーバーにも興味があるんです」 外観デザインを眺めながら、村松さんはこのモデルに興味を持つ理由をこんな風に語った。「キャデラックはアメリカンラグジュアリーの頂点ですよね。人々のライフスタイルや嗜好が変わって、今はSUVとセダンの美点を合わせたクロスオーバーというスタイルがラグジュアリーだという気がするんです。西海岸でも東海岸でも、このクルマが洒落たホテルに入ってきたら素敵ですよ」 運転席に座った村松さんはインテリアを観察してから、「面白いですね」という感想を残した。「スマートフォンと連携するなどハイテクなのに、内装にはレザーとスウェードとウッドといった伝統的な素材が上手に組み合わされている。テクノロジーと匠の共存は僕の仕事のテーマでもあります」 村松さんの作品に、「FLOWERSby NAKED」たんぽぽのオブジェに息を吹きかけると綿毛の映像がふんわり舞う、「ダンデライオンクロックス」がある。テクノロジーとフィジカルな体験との組み合わせの妙は、このクルマにも感じ取ることができる。 都心の道を走りながら、村松さんは「軽いなぁ」とつぶやいた。「想像していた重厚なフィーリングとは違い、現代的な印象を受けました。ゆったり優雅というより、エンジンも乗り心地もシュアです。内外装のデザインも含めて、アメリカンラグジュアリーがモダンに進化していることがわかります」 17歳の頃にアメリカに暮らし、つい1カ月前もニューヨークを訪れたという村松さんは、キャデラックの本社がニューヨークのソーホーにあることもご存じだ。「ニューヨークの魅力は、伝統と革新が共存していることです」 最新の技術とクラフツマンシップを組み合わせたこのクルマも、ニューヨークらしい1台と言えるだろう。力強さとルーフの美しいラインが見事に融合したリアビュースマートフォンとの連携などの進んだテクノロジーと、レザーのステッチに代表されるクラフツマンシップがクロスオーバーするインテリア後席でもオープンカー的な開放感を感じるウルトラビューパノラミック電動サンルーフLEDの光がフロントマスクの表情を先鋭的に演出しているレザー、スウェード、ウッド、金属がクロスオーバーした内装デザインが、上質な世界観を表現○問 GMジャパン カスタマーセンター   0120-711-276(9:00~18:00 年中無休) www.cadillacjapan.com/全長×全幅×全高 =4825×1915×1700mmホイールベース=2860mm3649ccV型6気筒8段オートマチック / フルタイム4WD最高出力=231kW(314ps)@6700rpm最大トルク=368Nm@5000rpm価格=619万円~RYOTARO SPECMURAMATSUTV、広告、MVなどジャンルを問わずに幅広く活動。映画監督としては長編映画4作品を公開、ワールドフェスト ヒューストンなど数多くの国際映画祭でノミネートや受賞を経験した。3Dプロジェクションマッピングの先がけでもあり、「TOKYO HIKARI VISION」を手がけた。映像のみならず空間全体の演出を手がけ、食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKEDyoyogi park」が話題になっている045