ブックタイトルシックス 2017 WINTER

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概要

シックス 2017 WINTER

069 愛煙家にとっては、とても頭の痛い話だが、紙巻たばこがレストランやバーなどといった社交の場から遠ざけられつつある。原因は、紙巻たばこを嗜むときに発する煙と、それに伴うにおいである。とくに、そのにおいさえ緩和されれば、紙巻たばこは、いまでも大人の嗜好品の王様であっただろう。しかし、紙巻たばこが煙とにおいを発する限り、それは過去の話となってし紙巻たばこを嗜むときに発する煙とにおいまうのである。 かつて、たばこといえば映画やテレビドラマなどで、重要なアイテムとして登場していた。ダンディに、もしくはワイルドに決めて、バーやレストランでたばこを燻らす。そんなシーンに憧れて、また、そんなシーンにいる自分を想像した人も数多くいると思われる。 それがいまは、オフィスやレストラン、空港といった公共のスペースのほとんどで、喫煙所という箱に押し込められるようになっている。たばこを吸いはじめた頃とは、状況がまったく違ってきているのだ。 その状況を少しでも変えたいと、いまJTが取り組んでいるのが、加熱式たばこである。コンセプトは「たばこの未来を、たばこで変える」。喫煙者とたばこを吸わない人が、もっと快適に共存できる社会になるように、という願いが込められた商品でもある。 それは排ガス問題に取り組んだクルマが、電気自動車へと移行しはじめたのと同じようなことかもしれない。クルマをつくった責任をクルマで解決するように、たばこの責任はたばこで果たす、ということだ。 そんなJTが〝共存できるたばこ社会?へと、自信をもって送り出したのが、この「Ploom TECH1 *」である。「Ploom TECH」の最大の利点は、「におわない」ことにある。たばこは、吸ってるときだけでなく、その後も服などににおいが染み付くことが大きな欠点だった。たばこの葉を燃やさない「Ploom TECH」では、それがないのである2 *。もちろん、それ故に部屋の空気を汚すこともない。JTの実験結果においても、室内の空気環境が「Ploom TECH」を吸う前と後で、ほとんど変わらないことが確認されているという。 もちろん、燃焼させないので、それに伴うタールの発生もない。つまり、自宅の部屋で吸っても壁を汚すこともないのである。換気扇の下や庭先で吸うことを余儀なくされているお父さんも、「Ploom TECH」なら部屋で吸えるようになるかもしれない。 そうなると気になるのは、紙巻たばこに多く含まれているといわれる健康懸念物質の量だが、これも「PloomTECH」はしっかりと低減している。WHOが含有量の低減を奨励している物質が9つあるのだが、その量も、紙巻たばこの煙に含まれている量に比べ、約99%も低減されているというのだ。 レストランやバーなどでの目的は、料理や飲み物の味を堪能することだけでなく、食事中の語らいなども愉しみのひとつである。そんなとき、喫煙者が中座するよりも、それがなく会話がスムーズに継続されていく方が、食事は一層楽しいものになるはず。 そんな誰もが遠慮することのない場をつくり出す。「Ploom TECH」がもたらす効果である。共存できるたばこ社会をつくるために取り替え式のカートリッジ(5種類)内のリキッドが熱せられて蒸気が発生し、それがたばこカプセルを通過する際に、その成分が抽出される。たばこ葉を燃やさず、高温で加熱もしない独自の低温加熱方式なので、においの発生を大幅に減少させ、においの濃さを紙巻きたばこの0.2%以下に。火を使わないたばこ*1「Ploom TECH」は、衣服の素材に付着したたばこのにおいが感じられないことも実験で証明している。それは、「PloomTECH」の3銘柄とJT紙巻たばこで実施。紙巻たばこには、明確なにおいが感知されたのに比べ、「Ploom TECH」は、「たばこ臭は感知できない」レベルであったという。服ににおいを残さない*2○問 Ploomブランドサイト http://ploom.jp/