ブックタイトルシックス 2017 WINTER

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概要

シックス 2017 WINTER

079筒は魅力的ですが、メインテナンスに手間がかかる傾向がありますね。小川 自分で目利きして選ぶ楽しみもありますが。松本 経年変化で塗装が薄くなり、下地の模様が浮き上がって見えるようになってきます。これがチャンピオンカー。大事にしなければ出てこない味。漆器と似ている世界です。そういうところを見るといいでしょう。小川 それはすごい。エンジンを載せ替えたクルマも多いですね。松本 クルマはエンジンとトランスミッションとディファレンシャルで特性を作っています。エンジンを載せ替えたりすると負担がかかります。パワーがないと思ってもオリジナルがいいですね。小川 こんな時代ですがクラシックカーの輝きは消えませんね。ーのイベントも出られます。小川 王道ともいえるアルファロメオはどうでしょう。松本 本当にいいですね。60年代のはじめからアルミのオイルパン。エンジン開けるとタイミングギアをフェラーリなみに微調整できるんです。手に入れるならジュリア・スプリントとかジュリエッタ・スパイダーがいいですね。ピニンファリーナボディだととくに耐久性が高いです。クラシックでやるべからずパワフルなエンジンの搭載小川 ジャガーEタイプもファンが多いですね。ロングノーズのスタイルが抜群にいいし、乗りやすいですよね。松本 3・8リッター6気筒のシリーズ1がお勧めですが、〝シリーズ1・5?とマニアが呼ぶ4・2リッターの6気筒搭載車はいいですよ。信頼性があるし。アメリカ仕様だとATがあります。12気ヴィッラデステ周辺の町(村?)をアルファロメオ・ジュリエッタを先頭に、メルセデス300SLなどが走行して見物客を楽しませたCARポルシェ356(48年~)は耐久性もありクラシックカーの入門にぴったりで、クーペボディなら全天候で乗れる