若手社員がダイヤモンド社を語り合う

山本
ビジネスメディア局
ダイヤモンド編集部
山本 輝
Akira Yamamoto
2015年入社
野口
コンテンツマーケティング室
宣伝プロモーション部
野口 沙鈴
Sarin Noguchi
2017年入社
鈴木
ビジネスメディア局
ソリューション営業部
鈴木 博之
Hiroyuki Suzuki
2017年入社
加藤
ビジネスメディア局
ダイヤモンド編集部
加藤 桃子
Momoko Kato
2016年入社
堀口
書籍編集局
第三編集部
朝倉 陸矢
Rikuya Asakura
2017年入社

── 志望動機と、いまの仕事の内容とやりがいを教えてください。

山本

「週刊ダイヤモンド」記者になって6年目になります。コンテンツを作る仕事に関わりたくて出版社を志望し、新卒で入社しました。
「週刊ダイヤモンド」は8万部の雑誌ですので、自分が書いたものに影響力があると実感できることがやりがいにつながっています。先日も外食特集で、チェーンのランキングの記事を担当したら、いろいろな反応があってうれしかったです。

野口

宣伝プロモーション部でPRを担当しています。前職のPR会社で営業をしていた経験を雑誌、書籍を売るために活かしたくて志望しました。
私が担当している「パブリシティ」では、私たちが書いた書籍のリリースがほかのメディアに採り上げられ、記事などにしてもらいます。お金を使わずに、ダイヤモンド社と、紹介してくださるメディア、その読者という関係者すべてが幸せになる、「三方よし」である点に仕事の醍醐味を感じています。

鈴木

中途入社で書店営業部に4年間所属した後、現在のソリューション営業部に異動になり、広告営業の仕事をしています。
異動を希望した理由は、今後益々変革が求められる出版業界の中で、広告営業は非常に重要な役割を担っていると思ったからです。広告営業という仕事は、紙でもデジタルでもイベントでもハイブリットにクライアントにあった提案ができ、営業の立場でも実際の取材現場に立ち会えるのが魅力です。また、営業先の業界が多岐にわたるので、メディアを組み合わせながら自ら企画を考えます。クライアントの想いを通して、社会課題に立ち向かっていける素晴らしい仕事だと思います。

加藤

ダイヤモンド編集部で、主に「ダイヤモンド・オンライン」に掲載している連載記事の編集や執筆を担当しています。大学で経営学を学び、ビジネス書の出版社での情報発信に興味を持ち、新卒採用で入社しました。
著者の方と一緒に記事で取り上げるテーマのアイデアを出し合ったり、気になるテーマの記事を自分で書いてみたり、時には「週刊ダイヤモンド」の特集に携わったりと、いろいろなチャレンジができることが大きなやりがいです。

朝倉

新卒入社後、書店営業部に3年間所属したのち、書籍編集部に異動して1年目です。就活のときは記者か編集か、どちらをやりたいか決めかねていました。なので、どちらの選択肢もあるところが魅力的で志望しました。営業としての経験を積めるのも、社会人として成長するための糧になると感じました。
書籍の編集は、自分が「おもしろい!」と感じたものを世に出し、どのように受け入れられるのか試せるのがやりがいです。

── 実際入社してみると、どんな会社でしたか。

山本

社員同士の顔が見える近しさがあることが意外でした。私のときは就職説明会などがなく、どんな会社なのか、働く人の顔が入社前には見えなかったんです。きっとオジサンしかいないのだろうと思っていたら、20代の人や女性が意外と多くて驚きました。

野口

前職のPR会社は20代の女性が多く「きらきらした感じ」だったので、歴史あるビジネス出版社ということで、いかめしい感じなのかとギャップを心配しました。でも実際に入社すると、社内に新しいものへのアレルギーが全然ないことに驚きました。

鈴木

自立した人が多く、社員の個性が光っている会社だと思います。ですが、個人がスタンドプレーをしているわけではなく、チームワークを重視していて、特に編集部と広告営業チームはとても上手く連携しています。また、ダイヤモンド社は、出版不況と言われている中でも、堅実に売り上げを伸ばしている数少ない出版社の一つです。

加藤

常識にとらわれない会社だと思いました。私は新卒入社ですが、転職者も多く、前職の経験を十全に活かしていると感じます。異動も経験しましたが、どちらの部署も立場や年齢に関係なく、役職の上の人と普通に雑談できるフラットな環境です。知識がないからといってシャットダウンされることなく、聞きたいことを聞けるオープンな雰囲気です。また上司から言われたことをその通りにやるのではなく、新人であっても、少しでも自分のアイデアを入れることを奨励されます。

朝倉

自由な雰囲気の会社だと感じました。働き方や、仕事の進め方などは個人にゆだねられていることが多いです。コロナ禍の今は、私のように頻繁に出社する者もいれば、ほぼリモートワークで仕事をしている者もいます。とはいえ社員同士の距離は近く、仕事でわからないことがあればなんでも相談できる気さくな人ばかりです。経験やスキルを共有しあう勉強会も定期的に開催されており、未経験で配属された私にとっては、とてもありがたいと感じています。以前いた営業の部署へも、企画の相談をしによく顔を出しています。

山本

私も営業を経験したおかげで、名刺の渡し方やおじぎのしかたなど、社会人として、最低限のことが身につきました。もうひとつよかったことは、編集部に異動しても、もといた書店営業の部署が「家族」のように見守ってくれるあたたかさがあることです。たまに営業のフロアに寄ると、気にかけて、声をかけてくれて、故郷に帰ってきたみたいな感覚があります(笑)。

加藤

私も入社から4年間、広告営業を経験しました。出版社の広告営業と聞くと、雑誌などの決められた広告枠を販売するイメージをもつ方もいるかもしれません。しかし実際は、クライアントと一緒にイベントを企画したり、自分自身で考えた企画を企業にプレゼンしたりと、仕事の幅がかなり広くてチャレンジの連続でした。

── 学生時代にやっておくべきこと、自分がやってよかったことは?

野口

スポーツでもなんでもいいですが、いろいろアンテナを張って、自分の興味の領域を広げるといいと思いますね。

鈴木

好きなことに一生懸命打ち込むといいと思います。また、様々な経験や人と接する機会を増やして、自分の世界を広げていきましょう。
私の場合は芸能事務所に所属し、役者として活動したことで自分の幅が広がりました。8歳から子役として仕事を始め、大学卒業までの14年間、映画やドラマ、舞台、CM等の出演やオーディションを重ねたことで、様々な人と出会い、自分に自信を持つことができました。

加藤

志望職種や自分のキャリアには関係ないから無駄、ということはひとつもないと思います。興味があるなら、幅広くなんでもやってみると、あとで必ず何かにつながっていきます。

山本

友だちは多いほうがよかったですね(笑)。業界の取材をするにも、その業界に知り合いがいれば、実際のところはどうなのかを聞くことができますし。

朝倉

とにかくいろいろな経験をしておくと、就職後に後悔しないと思います。どうしてもやりたいことが見つからないときは、他の人があまりしていなさそうなことを探してみるのもおすすめです。
やってよかったことは、書道です。仕事をしてみると、想像以上に手で文字を書く機会が多いです。きれいでなくてもよいので、すばやく丁寧な字が書けると苦労しないと思います。

── 今後の抱負と、どんな人に来てほしいかを教えてください。

山本

私は、常にスクープを取ることを目標に働いています。誰も知らない情報ということに限らず、切り口なども含めて、読者が見たことのないものをひねり出せればいいなと思っています。突破力とメンタルの強さがある人に向いていると思います。

野口

ほかの業界ではしていたけれど、出版社でできなかったPR手法を実現するのが目標です。そのためには自社の書籍や雑誌についてもっともっと深く知らなくてはならないと思っています。
自分の好きなことを仕事にする、という気持ちの人に来てほしいです。取り組んでいることに愛着を持てないと、そのストーリーを人に伝えることはできません。いろいろな発想ができる人、楽しいことが好きで、トレンドをつかむ嗅覚がある人に来てほしいですね。

鈴木

世の中が変革を求めていますので、自らも変革をテーマに仕事に打ち込みたいです。また、常識に囚われず、仕事の幅を広げていきたいと思います。
ダイヤモンド社には、言われたことだけをするのではなく、臆することなく自分の意見や考えを述べられる人に来てもらいたいです。挑戦する人を後押ししてくれる風土があります。

加藤

「トレンド」と「深さ」の両方を大切にできる編集者になりたいです。あるトレンドが盛り上がって爆発的に流行するまでには、細かい段階があります。トレンドの方向や段階を嗅ぎ分ける嗅覚を身に付けて、最適な切り口の企画を提案できるようになりたいです。
また、「ダイヤモンド・オンライン」では、無料コンテンツだけでなく、有料記事の配信(サブスクリプション)を含めた会員限定のコンテンツも配信しています。なので、ページビュー(ページの表示される回数・PV)だけでなく、会員の獲得数や属性、読了率など様々な指標で自分の携わった企画を「深く」振り返ることができます。
その振り返りから仮説を立て、次回配信する記事の切り口やテーマを工夫していくと、発見の連続でとても勉強になりますし、楽しいです。新しいことを自由に考えて実現できる場なので、チャレンジをしたい人に向いていると思います。

朝倉

自分が読んで本当にタメになる、面白い本を数多く作りたいと思っています。「わかりやすく、スーッと頭に入ってくるのに、内容は骨太で本格的」-そんな書籍を作りたいと試行錯誤しています。編集も営業も人との関わりで成り立つ仕事です。他の人とのコミュニケーションが苦じゃない、いろいろな人と会って話がしたいという方が向いていると思います。

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