書籍編集局 第二編集部

藤田 悠
Yu Fujita

2014年12月入社
書籍編集局 第二編集部
藤田 悠Yu Fujita |2014年12月入社

わたしは、こんな人

1981年、岐阜県生まれ。うっかり西洋哲学研究にのめり込み、大学院博士課程まで行ってしまった。
その後、ほかの出版社を経て現職。好きなものは音楽・SF・ホラー。ゆっくりじっくり考えるのが好きです。

書籍編集者に「ひらめき」はいらない

本をつくるとき、編集者はマーケットに対して「なぜお金を払ってまで『それ』について知る必要があるのか?」を納得させねばなりません。方法はいくつかありますが、最も代表的なのは「言い換え」でしょう。「アドラー心理学入門→嫌われる勇気」「GRIT→やり抜く力」「マインドフルネス→最高の休息法」というように、テーマを言い換えることで「知るべき理由」を読者に提供できた本がベストセラーになります。
このとき必要なのは、ひらめき・直感よりも「ロジック」です。僕自身は決して「嗅覚」のすぐれた編集者ではないですし、優秀な同僚たちと比べれば、アイデアのセンスは平均点以下だという思いがあります。それでも、論理と言葉を頼りにして地道に考え抜けば、しっかりと結果につながるのが、この仕事のすばらしいところ。アイデアマン向きの仕事と思われがちですが、意外と「コツコツ考えるのが大好きな人」にこそ、編集者の仕事は向いているのかもしれません。

デスクには何も置かない、どこでも仕事する

僕の小さな自慢は、おそらく全社員のなかで「机の上がいちばんキレイであること」です。いつもデスク上には備え付けのPCと電話機しかありません。紙の資料はすぐにスキャンして全部捨て、デスクを滑走路のような状態にしてから帰宅します。PCのデスクトップ画面にも「ごみ箱」以外は何も置いておらず、全ファイルをクラウド上で管理しています。このこだわりには2つの理由があります。一つは、もともとあまり要領がよくないので、ちょっとデスクが散らかっているだけで、作業効率が一気に低下してしまうから。もう一つは、会社の机に縛られずにどこでも仕事がしたいから。机の整理をカンペキにしておけば、「ああ、あの原稿は会社の引き出しに……」なんてこともなくなります。著者との打ち合わせで外出したあと、会社に戻る移動時間がもったいないときは、そのまま近くのカフェで作業したりということも……。各人が「ベストな働き方」を選べるダイヤモンド社の環境はとても貴重です。

ダイヤモンド社は「オトナな会社」

雑然としたオフィスで部員たちが締切に追われて駆け回り、時には怒号も飛び交う……出版社というと、そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。ですが、僕が所属する書籍編集局のフロアは、図書館のように静まり返っています。各自に十分な仕事スペースが与えられており、そのなかで一人一人が担当書籍に力を注いでいます。入社以来、上司から「これをやれ!」という「命令」を受けた経験もなく、企画立案から販売促進のアイデアに至るまで、個人の意思が尊重されています。逆に言えば、「超自己責任」環境。他人のせいにせず、自分で責任を引き受けて仕事を楽しめる人にとっては、とても居心地のよい職場だと思います。また、部署が違おうと、年齢が離れていようと、各人がそれぞれのプロ意識に基づいてベストだと思うことを率直に言い合える空気があります。時には耳の痛い意見もありますが、「そんな見方があったか!」と膝を打ったことは数知れず、です。

1日のスケジュール

  • 9:30

    出社

    前日の書店POSデータをひととおりチェック

  • 10:00

    企画会議

    来月に刊行を控えた書籍企画について営業部にプレゼン

  • 12:00

    昼食

    同僚とランチをとりながら「100万部会議」。
    ミリオンセラーを狙う「妄想企画」を毎週5本ずつ持ち寄ります

  • 13:00

    取材

    「ダイヤモンド・オンライン」プロモーション記事に向けた取材・撮影のため外出

  • 16:30

    原稿整理

    そのまま外出先で原稿を読み込み、編集作業を進めます

  • 19:00

    退社

    帰宅前にカフェに立ち寄って読書タイム。
    業務とかけ離れた本のほうが発想が広がります

一問一答

ダイヤモンド社のいい所は?

ムダな慣習がなく、仕事に集中できるところ

あなたが一緒に働きたい人はどんな人?

他人のせいにせず、自分の責任を楽しめる人

あなたのお薦めの一冊は?
(就職、転職に役に立つと思う本)

『あの人はなぜ東大卒に勝てるのか』
(津田久資:著)

担当書籍。いつも仕事で心がけている「クリエイティブになるためのロジック」が書かれています。「本や雑誌が大好きで出版社で働いてみたいけど、ぶっちゃけ自分、頭かたいんだよなあ……」と悩んでいる人はぜひ。

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