ダイヤモンド編集部
永吉 泰貴
Yasutaka Nagayoshi
2019年4月入社
わたしは、こんな人
2019年新卒入社後、書店営業部を経て現職。
ハマると依存しやすいです。大学2年で本にハマり、以降5年間で買った本は1500冊以上。
ダイヤモンド社に入社後、購入ペースがさらに加速しています。
ダイヤモンド社は“しくみ”が最強の会社

ダイヤモンド社は、“しくみ”が最強の会社です。例えば、ダイヤモンド社の書籍事業は10年以上に渡って好調ですが、その理由も“しくみ”にあります。
出版業界の最大の課題は、書店数が激減する一方、書籍の発行点数はむしろ増加傾向だったことです。この課題への解決策の一つは、出版社が書籍1点当たりに費やす時間を増やして発行点数を減らし、長期的な売り上げを最大化することです。一見簡単そうですが、多くの出版社にはこれができません。短期的な売り上げを重視する“しくみ”から抜け出せないからです。
ダイヤモンド社は、営業・宣伝・編集が一体となって、長期的な売り上げを伸ばすための“しくみ”を構築しました。その結果、発行点数は減って売り上げが伸びる好循環を実現できています。
週刊ダイヤモンド編集部も、2019年に“しくみ”を大転換しました。“デジタルファースト”へ完全移行したのです。体制と共に名前まで変わり、「週刊」が消えて「ダイヤモンド編集部」となっています。まだまだ発展途上ですが、100年以上の歴史がある『週刊ダイヤモンド』中心の体制を一気に変えられるのは、ダイヤモンド社の“しくみ”を象徴する出来事だと思います。
ダイヤモンド編集部は何でもできる

記者・編集者は、好奇心が強い人にとって最高の仕事です。自分が気になったことを調べて、取材する。取材して気になったことを、さらに取材する。特集のテーマが決まれば、この繰り返しです。自分の好奇心に忠実になって記事を書けるところが最大の魅力です。
また、ダイヤモンド編集部には、配属直後から仕事を任せてもらえる環境があります。私は営業部から編集部に異動後、わずか3か月で『ダイヤモンド・オンライン』と『週刊ダイヤモンド』の特集に2つも参加させてもらえました。また、私が気になっていた行動経済学の企画を提出すると、なんと1か月半後にニュースとして出してもらえることになりました。
さらに、業界にも広く知られているのが“デジタルファースト”への移行です。有料課金サービスのおかげで、記事の各種データが充実しました。私は大学時代からデータを分析するのが好きで、編集部でも大いに活かせています。特集や記事のデータを見て需要を分析し、次の特集に活かせるからです。その意味で、データを見るのが好きな人にも、活躍の場が広がったと実感しています。
発言は内容で判断される
私は、お笑いトリオ東京03さんの「同意見」というネタが大好きです。このネタでは、上司役の角田さんが部下役の飯塚さんに「ダサいやつに勧められた服は着ないけど、同じ服をおしゃれな人に勧められたら着ようかな~ってなるんだよ。お前はこの場合、ダサい側なの」と叱責するシーンがあります。
ダイヤモンド編集部の会議では、このネタの表現を借りれば“おしゃれな人”と“ダサいやつ”の発言を同等に扱います。換言すると、“おしゃれな人”の思いつきより、“ダサいやつ”の根拠に基づいた意見が採用されます。私は配属直後から、会議で主張したいことがあれば何でも発言できました。むしろ、主張したいことを資料にまとめて参加すれば歓迎されるぐらいです。決して“おしゃれな人”とは言えない私の意見をフラットに聞くことは、多くの会社には一朝一夕で真似できないと思います。
1日のスケジュール
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8:45
起床
いかなる時も、睡眠時間は死守します。
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9:15
ニュースチェック
その日の気になるニュースをチェックリストに入れておき、空いた時間に確認します。
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9:30
編集作業
連載を依頼している著者から届いた原稿を編集します。
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11:00
アポイント打診
取材先へ電話やメールでアポイントを打診します。
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12:00
昼食
家の近くでパンを4個買っていましたが、最近は値上がりの影響で3個に減らしています。
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13:00
取材
次の特集に向けたZoom取材です。
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15:00
取材のまとめ
記憶が新しいうちに取材内容をまとめます。
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17:00
取材準備
翌日の取材の準備をします。
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19:00
ネット囲碁
囲碁をすると、落ち着いて考える力が身に付きます。深く考えずに打つと、自分より実力が下の人にも負けてしまいます。
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20:00
読書
好きな本と、取材に必要な本を読みます。
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22:00
ボウリング
1人で1時間半、黙々と投げます。周りからどう思われているのかは知りません。
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1:30
就寝
朝型になるのは諦めました。
一問一答

ダイヤモンド社のいい所は?
会社のことを真剣に考える人が多いところ。
あなたが一緒に働きたい人はどんな人?
熱意がある人。
あなたのお薦めの一冊は?
(就職、転職に役に立つと思う本)
『大正時代の身の上相談』
カタログハウス編

大正時代の新聞に掲載された人生相談がまとめられています。驚くのは、人の悩みは100年たってもほとんど変わらないことです。就職や転職の相談もたくさんあります。先人たちのリアルな悩みと、記者の痛快な回答に是非触れてみてください。