書籍編集局
第三編集部 副編集長

横田 大樹
Hiroki Yokota

2011年7月入社
書籍編集 第三編集部 副編集長
横田 大樹Hiroki Yokota |2011年7月入社

わたしは、こんな人

1977年生まれ。大学卒業後、他の出版社を経て現職。家族は妻と娘と柴犬一匹。
娘が生まれた際には育休を取得(この文章は復帰直後に書いてます)。
『一汁一菜でよいという提案』を読んだこともあり、自炊生活をエンジョイ中。

編集は「好奇心が強い人」に向く仕事

ダイヤモンド社が主力とするビジネス・経済書の本作りは、①企画を考え、②同時に著者を探して原稿を執筆してもらい、③原稿ができたら編集と校正をし、④デザイナーと装丁などを相談、⑤発売後は営業部と協力して本を広めていく、というのが一般的な流れになります。
しかし、この5つはあくまで手順。私が考える編集者の仕事の本質は、「知識の提供による社会問題の解決」です。世の中の多くの人が悩む問題を見つけ、その答えを持っている著者を探し、解決法につながる1冊の本を二人三脚でつくっていく、というイメージですね。
なので、ビジネス・経済・実用書系の編集者にとって何より重要なのは、社会問題や著者を発見できる「好奇心の強さ」です。もしかしたら、調べたり考えたりすることが好きでコンサルタントや研究職を希望する人、社会問題に立ち向かうベンチャーやNPOのような雰囲気が好きな人は、書籍編集者こそ天職と思えるかもしれません。

世の中に「問題」がある限り、出版の未来は暗くない

ただ、学生の方に話を聞くと、たとえ本が好きでも「出版社に入るのは将来が不安…」という人もいるようです。確かにスマホを見れば無料の文章があふれていて、いくらでも時間を潰せてしまう。
しかし上に書いたように、本の本質的な役割は読者に問題解決のための知識を提供すること。今までにない知識をわかりやすく面白い形で世に出せば、必ず適切な価格で売ることができます。仮にそれが既存の本の形をしていないとしても、社会から問題がなくならない限り、出版というビジネスがなくなることもありません。
確かに出版業界には、今後も大小の変革が起こるでしょう。しかしその背景にあるネットとの摩擦や人口減少による社会構造の変化は、どんなビジネスでも避けることができません。どの業界にも、変化に対応できる会社とできない会社があるだけです。であれば、自分が間違いなく好きだと思える商品を扱う仕事に就くことを、年長者としても心からお薦めします。

変化に対応できる出版社

もちろん、ダイヤモンド社は「変化に対応できる会社」です。私が別の出版社から移籍したとき、実は別の業界への転職も考えていました。しかし、業界に先駆けて電子書籍に乗り出し、成功させた姿を見て、この会社なら未来を賭けられると思ったのです。
入社後、その判断は正しかったことがわかります。当社は毎年のようにヒット作を出しており、好調な業績を維持していますが、決してまぐれ当たりが続いているわけではありません。編集者が腰を据えて長期的な価値を持つ本をつくれるよう、短期の売上にとらわれない評価制度が確立されている一方で、バズを狙ったウェブ記事も自由に制作することができます。業界一と言われる営業部が、既存の慣習にとらわれることなく販促に尽力してくれています。そして何より、誰でも自由にものを言える風通しのよさと、合理性を尊ぶ文化がある。
「ダイヤモンド社がだめだったら、どこの出版社もやっていけない」――今ではそんな確信すら持っています。

1日のスケジュール

  • 8:30

    自宅でメールチェック

    編集部員や著者からの連絡だけでなく、SNSなどで気になる人(著者候補)の発言もチェックする。

  • 9:00

    自宅を出る

    自宅から直接、著者のオフィスへ向かう。
    本の帯コピーなどは出勤のときに歩きながら考えることが多い。
    メールやSNSは電車内でもチェックして、なるべくその場で対応する。

  • 10:00

    著者と打合せ

    著者と企画の相談。一流の人の話を1人で聞ける楽しい時間だが、
    著者がふと漏らした一言が企画のポイントになることもあるので、最も集中しなければならない時間でもある。

  • 12:00

    外出先の街でランチ

    本を片手に1人で30分で済ませることもあれば、編集部と営業部とで集まって、
    1時間以上かけて情報交換をすることも。

  • 14:00

    部下の企画をチェック

    帰社してすぐに部下の企画の相談に乗る。
    企画としての良し悪し、改善点をコメントするほか、編集者として知っておいてほしい知識をなるべく伝える。

  • 15:00

    原稿やゲラの作業

    複数の本を同時に編集していることが多いので、その時に優先すべきものから進める。
    合間の休憩で、購入しておいた本を読む。読書時間の方が長くなることもあるが、それも仕事なのでOK。

  • 18:30

    オフィスを出る

    19時に娘をお風呂に入れるために、急いで帰宅。

  • 21:00

    自宅で企画書を作成

    娘を寝かせて食事を済ませたあとに、終わらなかった自分の仕事をできる限り進める。
    頑張りたいところだが、たいてい1時間ほどで終えて晩酌へ。

一問一答

ダイヤモンド社のいい所は?

自由な文化のうえに合理性を実現している所

あなたが一緒に働きたい人はどんな人?

強い好奇心と、ほんの少しの行動力のある人

あなたのお薦めの一冊は?
(就職、転職に役に立つと思う本)

『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』
(山本 一成:著)

将棋の佐藤天彦名人に2連勝した人工知能「ポナンザ」の開発者、山本一成さんの本です。これからはどんな仕事でも人工知能と付き合っていくことになります。そのために必要な知識が身に着けられる最高の1冊です。

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