筆者後記

 インターネット時代である。ある時、著名人の運勢のサイトをみると、例として石山賢吉が紹介されているではないか。強運を持った人物で、成功する運勢とあった。それから数ヶ月、人間石山賢吉を研究することになった。司馬遼太郎は「歴史の中の日本」のなかで、“偉大であることは、没して100年経たないとわからない”と書いている。石山の偉業は評価に値するか。あと60年の歳月がたたなければ・・・・・・。ということはダイヤモンド社の150周年の頃、2063年までかかるわけである。遠い話にしないために、人間石山賢吉の研究が急がれる。<Y.M記>