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個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書

ノルマ主義に陥らないMBOの正しいやり方

  • 紙版
  • 電子版

個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書

ノルマ主義に陥らないMBOの正しいやり方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 五十嵐 英憲 :著
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2012年05月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:216
  • ISBN:978-4-478-01799-9

内容紹介

目標管理は人事考課の道具じゃない! ドラッカーが提唱した「部下が自主的に目標を設定し、コントロールすることで成果を出す」というMBOの本質に立ち返り、人・組織を大切にして業績を伸ばすマネジメントを解説。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 本当の目標管理を愚直に実践しよう!

  本当の目標管理とは
  日本語でも「MBO‒S」
  人間らしい働き方を求めて
  なぜMBO‒Sが今の時代に合うのか
  知識労働時代のマネジメント
  本書の構成

第1章 目標管理はなぜ嫌われるのか?

  人事評価は「アメとムチ」
  MBO‒Sが受けるとばっちり
  頭の中は評価のことばかり
  みんながやさしい目標を作って会社を潰す
  制度の不備は現場の運用努力で補う
  それでも成果主義は必要だ
  成果とは何か?
  教訓の活用
  第1章のまとめ

第2章 職場が燃えるチャレンジ目標を作ろう!

  MBO‒Sの実務は「Plan→Do→See」
  チャレンジ目標は個人が勝手には決められない
  やらされ感を払拭するための5つのステップ
  MBO‒Sはオープン・システムで展開する

[ステップ❶] 中期経営計画(中長期のビジョンと戦略)をよく理解する
  リーダーは部門のビジョンや戦略をうまく伝えよう
 コラム リーダーが知っておきたい中期経営計画のツボ

[ステップ❷] 職場と個人のミッションをみんなで確認しよう
  職場のミッションを話し合う
  絶対に外せない顧客への貢献
  個人ミッションを作る
 コラム 草分け企業の成功体験に学べ

[ステップ❸] 部門の今期計画をよく理解する
  いよいよ、今期の話をしよう

[ステップ❹] 職場の今期の貢献領域一覧表を作成する
  職場ですべきことをすべて洗い出す!
  部門目標と直接連動しない業務をどうするか

[ステップ❺] 今期の職場と個人の目標(チャレンジ目標)を決定する
  職場と個人の目標を作る
  チャレンジ目標はギリギリ背伸びしたもの
  競争に勝つためのチャレンジ目標
  チャレンジ目標は働きがいを促進する
  チャレンジ目標は会社と働く人々をつなぐ架け橋
  目標達成の予感があるか
  「何」を目標にするのか?
  問題解決テーマの目標化を!
  仕事プロセスの目標化
  「ピーン」と来る目標
  「その他の業務」からも目標を作る
  「いつまでに」「どのくらい」「どうやって」を決める
  「どれくらい」は「達成手段」との兼ね合いで決める
  個人目標は職場目標の重要な達成手段
 コラム 目標の達成手段の見つけ方
  目標づくりで知っておきたいこと
  定性目標は具体化を!
  後追い設定も必要だ
 コラム 後追い設定の事例
  目標以外でやらなければならないこと
  リーダーの個人目標とその他の業務
 コラム 戦略目標と日銭目標の資源配分をどうするか
  第2章のまとめ

第3章 部下の意欲的かつ自律的な目標達成に向けてリーダーがすべきこと

  Doとは達成手段をやり切ること!
  年度レベルの目標達成手段を細分化する
  小さなPDSをきちんと回す
  自分で決めた目標だが
  2つの動機づけ方法
〈代表的な3つの外発的動機づけ〉①金銭的報酬
〈代表的な3つの外発的動機づけ〉②関心と愛情を注ぐ
  仲間との絆を深める肯定的ストローク
  ときには必要な否定的ストローク
  否定的ストロークとディスカウントとの違い
〈代表的な3つの外発的動機づけ〉③承認欲求を満たす
  人間は虚栄心の塊である
  人間の本性
  承認の仕組みを作ろう
  内発的動機づけはなぜ必要か
  自分で自分のヤル気を刺激する
  リーダーは根気強く支援する
  セルフ・コントロール
  仕事は面白くなければならない
  考えるという面白さ
  仕事への没入がもたらす「フロー体験」
  理性や論理では説明しにくい世界
  リーダーによる「ひと引っ張り」
  ノルマ管理との違い
  会社と働く人々の「ともにハッピー」を追求する
  葛藤なしに修羅場行きを命ずるな
  ノルマ管理につながる歪んだ人間観
  X理論の問題点
  Y理論の人間観
  MBO‒Sとノルマ管理の違いは紙一重
  365日、ありとあらゆる場面におけるコミュニケーション
  立ち話的「報・連・相」
  個人目標の進捗検討会
  志を語り合うコミュニケーション
  パーソナル情報のキャッチボール
  一所懸命に話す・聴く
 コラム 「コンフリクト(対立感情)」をどう解決するか
  納得感や責任感の維持のためにリーダーがすべきこと
  仕事ぶりをフィードバックする
  相手に受け入れられるフィードバックを!
  フィードバックの受け入れ態勢
  第3章のまとめ

第4章 振り返りミーティングはこう進める

  職場目標の振り返りミーティングを開く
  達成度を確定するために難易度を見直そう
  なぜ達成できたのか? できなかったのか?
  チームワークのあり方も振り返る
  職場目標以外の仕事の成果
  ミーティングの成果を来期につなぐ
  個人目標の振り返りを進める
  なぜ、成長の手応えの確認が必要なのか?
 コラム 成長とは何か?
  個人の成果確認ミーティング
  個人とチームの両方の動機づけ
  来期以降にどうつなげるか
  どうすれば、経験能力は開発できるのか?
  能力開発の3つの場
  会社への貢献とキャリア・ビジョンとの統合
  最後はお祭りで締めくくる
 コラム 人事評価とMBO‒Sの関係はどうあるべきか?
  第4章のまとめ

第5章 まとめ 目標管理は理想論じゃない!

  MBO‒Sは理想論?
  『黒字浮上! 最終指令』との出会い
  『黒字浮上! 最終指令』のあらすじ
  温かい涙と共感を覚えながら読み進む
  どうも様子が違う!
  マネジメントの目的は「ともにハッピー」
  ともにハッピーの求心力は「経営方針」
  実務の求心力は「全社目標」
  全社目標を浸透させる
  修羅場が潜在能力を引き出す
  チームワークが分業の質と意欲を刺激する
  「同時並行多面作戦」がセルフ・コントロールに火をつける
  セルフ・コントロールについてまとめよう

おわりに

  ミドルを応援したい
  マネジメント仮説の構築を!
  現場のミドルは奮起せよ!


謝辞





著者

五十嵐英憲(いがらし・ひでのり)
1969年早稲田大学商学部卒。資生堂、リクルートを経て教育コンサルタントとして独立。現在、五十嵐コンサルタント(株)代表取締役。(株)自己啓発協会 インストラクター。専門分野はMBO-S(目標管理)研修やマネジメント・システムの構築支援活動。セミナー受講、講演受講者はのべ10万人超。著書に『新版・目標管理の本質』ダイヤモンド社などがある。
連絡先 igarashi@pp.iij4u.or.jp

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