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強い会社の「儲けの公式」

AKB48、ユニクロから青山フラワーマーケットまで、あのビジネスは、なぜ成功しているのか?

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強い会社の「儲けの公式」

AKB48、ユニクロから青山フラワーマーケットまで、あのビジネスは、なぜ成功しているのか?

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 村井 直志 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2012年11月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:256
  • ISBN:978-4-478-02262-7

内容紹介

ちゃんと儲けの出る会社に変わるには会」数字をきちんと分かって、使えることが不可欠AKB48、JAL、アップル、ユニクロ、青山フラワーなど成功している会社に学ぶ「会計的戦略思考」。コストの「固定費」と「変動費」の分け方で、儲けの出る会社に変わる!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 AKB48はブレイク前になぜ駅前の一等地に専用劇場を持てたのか

最初は観客がたった7人! 「それでも僕は野イチゴを摘みに行った」
つんく♂が摘みかけてやめた野イチゴ
つんく♂にためらわせた出店の条件
野イチゴはどれだけあるのか? 損益トントンをシミュレーション
AKB48を「オイシイ」と言える仕組みに変えたもの
AKB48は固定費が大きい! 「ハイリスク・ハイリターン」のビジネスモデル
大島優子と篠田麻里子の所属事務所が違うワケは「固定費」にある?
AKB48を儲かる仕組みに変えたアイドルビジネスでの固定費の取り扱い
仕組みで儲けて、一石何鳥

第2章 破綻したJALは、なぜ一気に利益体質になったのか

『沈まぬ太陽』再生への最大のキーは意識改革
いい経営に必要なもの、それは単純で幼稚なもの
会計知識を補完する「売上を最大に、経費を最小に」という原則
採算は、時間で考える
人件費を、経費(コスト)として考えない!
なぜ郵便局はリストラに失敗したのか
数字を把握してリストラ策を考える
JAL再生の仕組みに怒り心頭のANAの主張
「経費を最小に」したのだから「鶴の恩返し」が先だ

第3章 コジマとビックカメラの次は? 合従連衡が日本に活力を生み出す

「小異を捨てて大同につく」これが、日本再生のキーワード
創業家トップを差し置く政変劇の真相
ビックとヤマダ、どちらがコジマにふさわしい相手なのか
次なる合従連衡はどこだ?
「基本の財務3表」でわかる、リストラ実行時の体力差
「基本の財務3表」を読めれば会社の実態がわかる
「自由になるお金」が少ないと回復に時間がかかる
経費を「変動費」と「固定費」に分ける方法
赤字削減のために売上を最大に、固定費を最小にしてみる
本当の赤字を見抜け! リストラを正しく行う方法

第4章 ユニクロが急成長した本当のカギは、初期投資の考え方にある

小さな洋品店から、売上高1兆円のグローバル企業へ
「ファブレス」という「餅は餅屋」の仕組みが商品力を生み、利益を生む
価格訴求力がまともな値段を実現する
ファンの裾野を広げ客数を増やす
同じモノやサービスでも地域やブランドによって違う値段
いいね! という顧客の納得感が価格を決める
良く売れる店作りに必要な指標、在庫回転率と買上率
初期の投資で固定費が発生し、将来の利益が決まる
投資は「回収期間が短いほうが有利」である
将来の100円の価値はどう変わるのか
粉飾額が1100億円というオリンパス事件のカラクリ

第5章 スティーブ・ジョブズも泣いた「適正在庫」は、どうしたら求められるのか

ジョブズが一時アップルを去ったきっかけは自惚れによる、在庫の山
キャッシュをマッキントッシュという在庫にすることの意味
「急いで増産中=在庫切れ」と「捨て値処分市=罪庫」どちらが良いのか?
ジョウブツできないシステムだとせっかくの話もご破算に
ジョウブツしているか、現場に聞くことで儲けにつながる
ロスを作らない「在庫管理」はABCというツールを使う
スピードとスループットで効率性を見る
経済的発注量で経費を最小に
主力製品は定期発注で管理
主力以外の在庫管理はそこそこで十分

第6章 青山フラワーマーケットは、なぜ市価の半額で花を売っても儲かるのか

不確実性が高まる世の中で必要な会計的な考え方
アメリカ帰りの会計士が社長を務める花屋の人財戦略
売上を上げたければ売上以外のことを考える
売上高を4つの要素に分解する
世界一の経営哲学が売れる仕組みを創る
キャッシュ・フロー経営が強いのは、なぜ?
胡蝶蘭を扱わない会計的意味
在庫ロスを最小限にすることで、損益分岐点も下がる

最終章 2つの経費がわかれば、儲けの出る、強い会社になれる

経営の神様から見たライブドア事件
2つの経費の違いがわかれば早く、安く、うまく、黒字にできる
見慣れた決算書をえぐれば、儲けがわかる
経費をきちんと分けないから作れば安くなるというバカげた発想が生まれる
ボトルネックが全体を決める
「単価×数量」を細分化すればもっとリアルな予測値となる
経費削減はベストではない
売上を最大に、そして、経費を最小に

おわりに

主な参考資料





著者

村井直志(むらい・ただし)
公認会計士。
中央大学商学部会計学科卒業後、税務事務所、大手監査法人、コンサルティングファーム、上場企業役員などを経て、公認会計士村井直志事務所を開設。株式会社東朋FA取締役。
日本公認会計士協会東京会にてコンピュータ委員長のほか、経営・税務・業務の各委員会委員、独立行政法人中小企業基盤整備機構にてIT推進アドバイザーなどを歴任。
会計をビジネスコミュニケーションツールとして活用し、数字を駆使して、クライアントの経営改革支援を行う。各種講演、著作活動なども積極的に行っている。主な著書に、『決算書の50%は思い込みでできている』、『会計ドレッシング10episodes』、『会計直観力を鍛える』(ともに東洋経済新報社)などがある。

〔ホームページ〕
Ac4.client.jp 「Account for client クライアントの利益となる会計」

〔連絡先〕
Ac4.client@gmail.com

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