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日本の人事は社風で決まる

出世と左遷を決める暗黙知の正体

  • 紙版
  • 電子版

日本の人事は社風で決まる

出世と左遷を決める暗黙知の正体

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 渡部 昭彦:著
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2014年02月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:208
  • ISBN:978-4-478-02378-5

内容紹介

日本の会社員なら誰でも口にしたことがあるものの、明確な定義がない「社風」という言葉。実は組織の人事制度を貫くDNAや暗黙知とも言える重要なものだ。本書ではその正体から対処法までを解説する。組織で働く人なら誰でも「あるある!」とうなずく人事にまつわるエピソードも満載で、軽いエッセイとしても楽しめる。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 誰も予想しなかった出世

第1章 農日本の人事は社風で決まる

30年前から決まっていた社長のポスト
「そつがある人」を好むグローバル企業
転職の理由のトップは「社風が合わない!」
けれど「社風」は言葉にできない

第2章 社風を決める3つの要因

社風は「暗黙知」である
なぜ、省庁には強烈な社風が生まれるのか?
ビジネスモデルが似れば社風も似てくる
株主は社風にどんな影響を与えるのか
大手商社に見る歴史と社風

第3章 社風はこうして会社を支配する

会議の結論は社風が決める
飲み会・接待にもみえる社風の違い
官僚よりも官僚的な東電マンはなぜ生まれるか
「空気」と「社風」
横並びの銀行でも異なる社風
社風は経験則、成功体験の集合体
人事部長は社風の代理人

第4章 社風と人事制度

人事部の秘密を教えよう
コンピタンシー評価は結局「好き・嫌い」
鉄鋼業界に見る出世するタイプ
「成果主義」も結局は「人物主義」に
目標管理制度の評価も、結局は3つに収斂する
上司は自分と同じタイプの部下を評価する
「談合」を生み出した360度評価
社風に気に入られなかったらどうなるか

第5章 社風と採用

採用のコスト計算、リスク判断
人事部が採用リスクを小さくする2つの方法
ほとんどの採用は3分で決まる
広報になった人が出世しやすいわけ
なぜ、「御社の社風にひかれて……」は万能の志望動機なのか
1万人以上を面接したうえでの学生へのアドバイス

第6章 社風にどう対応するか

まずは会社にドップリ浸かる
会社に浸かっても社畜にはならない
出世する人は、みな自分の「立ち位置」を持っている
「距離感」だけはコントロールできる
社風を上昇気流にする方法

おわりに 社風はこれからどうなるのか?





著者

渡部昭彦(わたなべ・あきひこ)
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス代表取締役社長。1956年生まれ。1979年東京大学経済学部卒業。同年、日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。支店業務、中央官庁出向、国際金融部、本店営業部を経て、1994年から2000年まで人事部に勤務。その後、日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、セブン-イレブン・ジャパンでは人事セクションの部長として、毎年1,000人近い採用と5,000人の社員の人事制度の構築に従事。楽天グループでは財務担当の執行役員の他、楽天証券において人事を含む管理部門の担当役員を歴任。著書に『銀行員の転職力』(日本実業出版社)がある。

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