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働く意義の見つけ方

仕事を「志事」にする流儀

  • 紙版
  • 電子版

働く意義の見つけ方

仕事を「志事」にする流儀

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 小沼 大地 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2016年09月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:272
  • ISBN:978-4-478-02518-5

内容紹介

青年海外協力隊からマッキンゼーを経て「企業と社会をつなぐNPO」を起業した著者が提唱する、ビジネスパーソンの新しい働き方。パナソニック・日立製作所など手企業を中心に25社以上が導入、100人以上の日本の会社員が世界で社会課題の解決に取り組む「留職(りゅうしょく)」を経験し起こした変化とは?

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

自分の仕事は、誰の何に役立っているのだろうか?
たった数年で消えてしまった、友人たちの目の輝き
「自分」と「仕事」と「社会」がつながる働き方
誰でも今すぐ、仕事を「志事」に変えられる

第1章 「社会を変える現場」で見つけた大切なもの

    あまのじゃく精神と青年海外協力隊への参加

原体験は小学校1年生の「39対1」
「社会経験」を求めて青年海外協力隊へ
行き先は中南米ではなく、中東シリア
自分は無意味な存在。赴任前に経験した大きな挫折
やるしかない。シリアでの数々の「修羅場」
そしてまさかの現地で“失業”
「放置プレー」で覚悟が決まる
追い込まれた状況こそが、人を成長させる
経済的指標では見えてこない「幸せの価値観」
運命を変えたドイツ人コンサルタントとの出会い
ユーフラテス川のほとりで見つけた、人生をかけるべきミッション

column 「社会のつながり」を渇望するミレニアル世代

第2章 最前線のビジネス現場で学んだ仕事の流儀

    マッキンゼーというプロフェッショナル集団で叩き込まれたビジネスの基本

「だったら、マッキンゼーに就職したら?」
なぜ元青年海外協力隊員が、マッキンゼーに入れたのか
ようやく見つけた、コンサルタントとして働く意義
「解けない問題はない」と信じ、やり抜く
「インパクトを出すこと」への徹底的なこだわり

column 社会起業家という「社会現象」と、社会貢献の担い手の変化

第3章 挑戦者と応援者になる

    仲間たちと作った「情熱の魔法瓶」という仕組み

同じ志を持つ「仲間」こそがすべて
朝7時にファミレス集合。多忙な中でも集まり続ける「仕組み」
想いを保ち続けるための「情熱の魔法瓶」
3年後、俺の代わりにこの辞表を出してくれ
重要なのは、行き先よりも「だれをバスに乗せるか」
挑戦する力と応援する力

column 日本でも広がりつつあるプロボノ「社会を変える現場」への新しい関わり方

第4章 想いを形にするために

    起業前夜。クロスフィールズ船出に向けた葛藤と奮闘

共同創業者・松島由佳との出会い
理想の働き方を実現するには? クロスフィールズの創業へ
転職? 起業? 迷いに迷った意思決定
企業からのダメ出しで磨き上げられたビジネスプラン
38日目に訪れた、歓喜と船出の瞬間

column クロスフィールズを株式会社ではなくNPO法人にした理由

第5章 「垂直の壁」をよじ登る

    3月11日の退職、そして起業。100戦全敗からの奇跡

2011年3月11日。退職日に起こった大震災
震災支援の活動で得た「志事」の感覚
「顧客の声を聞くことと、顧客のニーズに迎合することは違う」
どんな言葉であれば、人の心を動かすことができるのか
「100戦全敗」の貴重な営業活動
それでも「最初のインパクト」にこだわる
前例主義という名の「垂直の壁」
情熱と工夫のあるところ、道は必ず拓ける
ついに垂直の壁を登り切る

column 先進的なグローバル企業で隆盛するICV(国際企業ボランティア)の取り組み

第6章 個人が組織を動かす瞬間

    「青黒さ」で大組織を動かす。成功は「想い」の力×したたかさ

事を成す人に必要となるのは、「青黒さ」
想いを伝えるとともに、相手にとっての価値を考え抜く
「個人としての原点」に共通項を見つける
「チャンピオン」の力を借りると、組織は動く
若手と幹部の「サンドイッチ」で会社を動かす
堂々と役職者の力を借りる
とにかく自分と会社を信じる

column 社会課題の解決は、企業の利益最大化にもつながる

第7章 「社会とのつながり」が働く意義を呼び覚ます

    「留職」という名のリーダーシップの旅

「社会を変える現場」では何が起こっているのか
「働く意義」を取り戻した入社10年目の研究者
「リーダーシップの旅」は、期待されることから始まる
オフィスの中で議論するだけでは、現場は決して動かない
「私たちはいったい誰に向かってビジネスをしていくのでしょうか?」
純粋で子供っぽい夢こそが、働くことの原動力になる
「企業のリーダー育成」と「現地の課題解決」の二兎を追う
若手からベテランへ。パナソニックで起こった「熱の伝播」
「社会を変える現場」での原体験

column 留職プログラムの仕組み。「辞めない青年海外協力隊」を設計する

第8章 今この場所を「社会を変える現場」にする

    ビジネスと社会とのつながりの先にあるもの

ビジネスパーソンが「社会を変える現場」から学べること
社内に生まれた「熱狂」は今も続く
「社会とのつながり」が生み出す新たなプロジェクト
スキルよりも感性と情熱を育てる時代

column これからの時代に求められるトライセクター・リーダーという存在

おわりに 挑戦しないことが最大のリスク

見えない枠を打ち破って、組織から社会を変えていこう
跳べなくなったノミが、再び跳べるようになるには
挑戦しないことが最大のリスク

特別謝辞:各務泰紀さんへ

謝辞





著者

小沼大地(こぬま・だいち)
NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事
1982年生まれ、神奈川県出身。
一橋大学社会学部を卒業後、青年海外協力隊として中東シリアで活動。帰国後に一橋大学大学院社会学研究科を修了、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。2011年、ビジネスパーソンが新興国のNPOで社会課題解決にあたる「留職」を展開するクロスフィールズを創業。2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出。2014年、日経ソーシャルイニシアチブ大賞・新人賞を受賞。国際協力NGOセンター(JANIC)の常任理事、新公益連盟(社会課題の解決に取り組むNPOと企業のネットワーク)の理事も務める。

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