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一流の育て方

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一流の育て方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • ムーギー・キム 著/ミセス・パンプキン 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2016年02月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:352
  • ISBN:978-4-478-06146-6

内容紹介

『「学力」の経済学』著者、中室牧子氏が「どうやって子どもをやる気にさせるのか、その明快な答えがここにある」と絶賛! “グローバルエリート”ムーギー・キムと超人気育児コラムニストのミセス・パンプキンによる画期的な一冊。一流のエリートへの膨大な取材を元に「成功する子」を育てるために親がすべきことを紹介!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

ムーギー・キムによる本書の概説

「一流」を育てるための7大方針55か条

はじめに 子どもは親のどんな教育方針に感謝している?

第1章 「主体性」を最大限に伸ばす

    自分を知り、自分で決められる力を育てる

本章を読む前に ── ムーギー・キム
自由に決めさせ、自分らしさを育む支援をする

Ⅰ 自由に決めさせる
1▶自由を与え、自分を探させる
  自分で決断させて、自己認識を深める
2▶子どもに目標を設定させよう
  「嫌なゴール」に向かって頑張る子はいない
3▶進路に関し、子どもの意思を尊重せよ
  重要な決定は子どもに下させる

Ⅱ 助けすぎず、サポートする
4▶自主性は尊重しても、アドバイスは十分与える
  「任せるだけ」では育たない
5▶選択肢を示し、最終選択は子どもに任せよ
  選択の連続で判断力が養われる
6▶過保護に育てない
  過保護と育児放棄のあいだのバランス

Ⅲ 自分らしさを育む
7▶個性を尊重する
  「人と違っていてもいい」と教えよう
8▶「人に迷惑をかけるな」より「役に立て」
  過度な慎重さより、志が大切
9▶「小さいこと」から自信をつけさせる
  小さな自信が「伸びしろ」をつくる

第1章のPOINT
自分で決めさせよう
──「主体性の有無」は、出身大学と無関係

第2章 「視野」を広げ、天職に導く

    選択肢を増やし、得意分野に進ませる

本章を読む前に ── ムーギー・キム
視野を広げる習慣を持たせ、天職を探させる

Ⅰ 視野を広げる
1▶視野を広げ、知的好奇心を刺激する
  子どもが自分で視野を広げるのは難しい
2▶読書で知見を広め、学習習慣を身につけさせる
  読書はすべての学力の基礎になる
3▶「好きな本」で読書を習慣化させる
  押しつけるから読まなくなる
4▶世界に視野を広げる
  多様性教育の重要性

Ⅱ 天職への道をひらく
5▶「自分から興味を持ったこと」を応援する
  好きな気持ちがやる気を伸ばす
6▶才能の種を見つけて「原石」を磨く
  宝石も磨かなければただの石になる

第2章のPOINT
子どもの視野と選択肢を広げ、
勝てる分野で才能を伸ばす

第3章 やり抜く力「グリット」を育む

    真剣に挑戦させ、簡単にはやめさせない

Ⅰ モチベーションを高める
1▶モチベーションを上げる秘訣は「挑戦させる」こと
  挑戦が子どもを大きく成長させる
2▶子どもの応援団になる
  子どもの挑戦をサポートせよ
3▶子どもに期待を伝える
  ただし、重圧にならないバランス感覚が重要

Ⅱ 真剣に最後まで続けさせる
4▶「本気」を確かめて投資する
  湯水のような教育費は、無駄か逆効果
5▶真剣にならなければ叱る
  「一生懸命にやる習慣」をつける
6▶途中で簡単にやめさせない
  中途半端に投げ出す癖をつけない
7▶「失敗を乗り越える強さ」を身につけさせる
  失敗から教訓を学ぶ習慣をつける

第3章のPOINT
転んでもあきらめない人が、結局成功する
── 七転八倒のススメ

第4章 一流の「コミュニケーション能力」を磨く

    人から信頼されるために必要なコミュニケーション能力の本質

本章を読む前に ── ムーギー・キム
相手を理解し、心を通わせる習慣を身につけさせる

Ⅰ コミュニケーションに慣れさせる
1▶「社交の場」に参加させる
  「場慣れ」が子どもを社交上手にする
2▶「書く習慣」を身につけさせる
  書くことが好きな子どもに育てるコツ
3▶外国語教育は、幼少期から慣れさせる
  幼児期に英語を学べなかった後悔は大きい
4▶小さいころから「何でも話せる相手」になる
  子どもの悩みや希望を知っているか?

Ⅱ 異なる視点・価値観・感情を理解させる
5▶子どもと積極的に議論せよ
  「親の会話レベル」が子どもに受け継がれる
6▶親の「価値観」を押しつけない
  対立する意見・価値観・視点から学ばせる
7▶感情的にならず、理由をしっかりと伝えて叱る
  怒るのではなく、気づかせる

Ⅲ 心を通わせる習慣を身につけさせる
8▶感謝することの大切さを教える
  家族でも必ず「ありがとう」と言い合う
9▶相手の立場に立って考える癖をつけさせる
  弱者の痛みがわからなければ信頼されない
10▶動物を通じて思いやりの心を育む
  ペットの飼育からこれだけのことが学べる

第4章のPOINT
意見、価値観、考え方、事実認識の違いを超えて
信頼関係を構築する能力

第5章 これで自分から「勉強」するようになる

    放任や強制より、「動機づけ」が大切

本章を読む前に ── ムーギー・キム
子どもは「自由」にしても、「強制」しても勉強しない
── モチベーションと習慣・環境が大切

Ⅰ 「習慣づけ」をする
1▶勉強を強制しない
  無理やり勉強させると、自分から勉強しなくなる
2▶幼少期に「学習習慣」を贈る
  幼少期の学習習慣は人生を通じて継続する
3▶楽しく思考力を伸ばす
  「なぜ」と問いかけよ

Ⅱ 「勉強への動機づけ」をする
4▶勉強の「メリット」を教える
  子どもは社会に出た後の「勉強のありがたさ」を知らない
5▶教育環境で子どもは決まる
  朱にまじわれば、赤くなる
6▶勉強での「競争意識」を育む
  子どもの「勝ちたい」気持ちを引き出す
7▶「報酬」を与えて勉強させてもいい?
  目先のメリットにしか反応しない子どももいる

Ⅲ 「勉強観」を育む
8▶結果重視VSプロセス重視
  結果もプロセスも大切に
9▶とりあえず大学には進学させるべきか?
  進学すべき人と、そうでない人の違い
10▶勉強至上主義で育てない
  勉強ができても偉くはない

第5章のPOINT
最も大切な勉強は、強い知的探究心を
子どもに芽生えさせること

第6章 「勉強以外の勉強」をさせる

    テスト勉強より、「しつけ」こそが一生の財産に

本章を読む前に ── ムーギー・キム
幼少期のしつけと親の振る舞いが、将来の成功を大きく左右する

Ⅰ 自制心・思いやり・教養をしつける
1▶自制心と他者への配慮をしつける
  他人の子はしつけができていてこそかわいい
2▶まっとうな金銭感覚を身につけさせる
  おカネを管理できなければ、いくら稼げても身を滅ぼす
3▶教養と感受性を身につけさせる
  家庭で芸術に触れる機会を増やす

Ⅱ 親の振る舞いで導く
4▶「役割分担」でしつけをする
  子どもが尊敬できる親であるためには?
5▶親の会話が、子どもの人間性をかたちづくる
  その「一言」が子どもの足を引っ張ることになる
6▶子どもは親の真似をする
  「言っていること」と「やっていること」が一致しているか?

第6章のPOINT
テスト勉強より幼少期のしつけが、
子どもの一生を左右する

第7章 「無償の愛情」を感じさせる

    最も大切な親の仕事

本章を読む前に ── ムーギー・キム
おおらかに育て、「他人に受け入れられる自信」を育む

Ⅰ おおらかな環境で子どもを伸ばす
1▶プラス思考で、明るくおおらかに育てる
  母親の笑顔は、太陽の輝きに勝る
2▶父母間での「けなし合い」は絶対にダメ
  両親の不仲がトラウマに
3▶他の子どもと比べない
  他人と比較せず、個性に応じて育てる
4▶「正しいほめ方」で伸ばす
  子どもの努力を促すほめ方が大切

Ⅱ 無償の愛情で子どもを守る
5▶子どもの非行には執念で向き合う
  親が本気を出さなければ子どもは変わらない
6▶信頼で子どもを包む
  一方通行ではなく、双方向の信頼関係が大切
7▶無償の愛を注ぐ
  親の最も重要な任務

第7章のPOINT
信頼と愛情を感じさせる
── 人に受け入れられる自信を育む

本書の最後に ── ムーギー・キム

親孝行のススメ

おわりに 親から子への愛情に、手抜きは許されない




著者

ムーギー・キム
1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、世界で最も長い歴史を誇る大手グローバル・コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、韓国・欧州・北欧・米国ほか、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より世界最大級の外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当したのち、香港に移住してプライベートエクイティファンドへの投資業務に転身。フランス、シンガポール、上海での留学後は、大手プライベートエクイティファンドで勤務。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。グローバル金融・教育・キャリアに関する多様な講演・執筆活動でも活躍し、東洋経済オンラインでの連載「グローバルエリートは見た!」は年間3000万PVを集める大人気コラムに。著書にベストセラー『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』(東洋経済新報社)がある。

ミセス・パンプキン
1947年生まれ。立命館大学法学部卒業。4人の子どもはそれぞれ、プライベートエクイティ・プロフェッショナル、ニューヨーク州弁護士やロンドン勤務の公認会計士、カナダの大学教員などグローバルに活躍するプロフェッショナルに成長。東洋経済オンラインでの長期にわたる人気連載「ミセス・パンプキンの人生相談室」では膨大な数の相談をこなし、さまざまな家庭問題について洞察あふれるアドバイスを提供している。

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