• twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

落合博満 バッティングの理屈

三冠王が考え抜いた「野球の基本」

  • 紙版
  • 電子版

落合博満 バッティングの理屈

三冠王が考え抜いた「野球の基本」

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 落合 博満 著
  • 定価:2200円(本体2000円+税10%)
  • 発行年月:2015年07月
  • 判型/造本:A5並製
  • 頁数:400
  • ISBN:978-4-478-06191-6

内容紹介

プロ・アマ問わず選手、指導者、すべての野球関係者が読むべき技術書。三度の三冠王に輝いた名打者・落合博満が現役時代に考え抜き、実践していた「野球の基本」を語り尽くす。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 野球は理屈で考えよう

なぜセンター返しが基本なのか
十人十色の中の基本
ティーバッティングをやめよう
いいバッティング評論家を目指そう
スランプから早く脱出する方法
ノックバットの持つ効果を知ろう

第2章 目とバッティング

高打率を残すためには、目の錯覚と戦え
コンパクトなスイングと早い始動は、“大魔神”をも攻略する
どのコースに照準を合わせればいいのか
自分のストライクゾーンを確立せよ

第3章 軸足の使い方

“軸足の使い方”を徹底的に考える
崩れたフォームから軸足の大切さを学ぶ
イチロー打法をまねしてはいけない
フリーバッティングの考え方

第4章 下半身のメカニズム

逆算方式で見つける理想的なスタンス幅
一本足打法は、足の上げ方の最高の手本
打席の立ち位置で、打者の特徴はわかる

第5章 上半身のメカニズム

“バッティングの壁”は誤解されている
あえて松井秀喜の欠点を分析する
捕手寄りの腕のヒジの使い方を覚えよう
トップの位置から一直線にバットを振り出すには
理想的なスイングを追い求めよう

第6章 スタンスについて考える

オープンスタンスのメリットとチェックポイント
オープンスタンスの注意点
クローズドスタンスのメリットと注意点
クローズドスタンスでは、軸足の動きもチェックせよ
“踏み込む”という動作について考える
“ヒッチ”は決して禁じ手ではない

第7章 大きく速いスイングを身に付けよう

トップ以前にフォームの欠陥はない
自分に合ったトップの位置の見つけ方
スイングの弧を大きくしよう
プロの打撃フォームを見て学ぼう
バッティングでは、大は小を兼ねる

第8章 バットの選び方、握り方

落合流バットの選び方
バットの握り方について
グリップエンドに小指をかけてはいけない

第9章 野球選手のためのトレーニングとは

金城龍彦は、なぜ首位打者を獲れたか
秋季練習をおろそかにしてはいけない
トレーニングは新旧の要素をミックスせよ

第10章 いくつかの“どうすればいいか”を

解決する
カーブの打ち方は存在しない
ボール球を打たない方法
初対戦の投手を攻略する方法
初球から打つか、じっくりボールを見るか

第11章 写真で確認する正しい技術と動き

写真で確認する“軸足回転”のウソ
写真で確認する“理想的な体の回転”
写真で確認する“理想的な捕手寄りの腕のヒジの抜き方”

第12章 腕とバッティング

投手寄りの腕と捕手寄りの腕の長さは違う
“ボールを押し込む”という表現の意味
手首は意図的に返してはいけない
インパクトからフォロースルーまでの正しい動き
理想的なミートポイントを考える

第13章 バッティング技術が向上する練習法

理想的なスイングを身に付けるティーバッティングのやり方
打撃マシンの効果的な使い方
実戦に則したフリーバッティングのやり方

第14章 相手バッテリーを丸裸にする

投手の冒険心につけ込め
相手バッテリーの甘さにもつけ込もう
相手バッテリーの性格を考えた攻略法①
相手バッテリーの性格を考えた攻略法②

第15章 机の上でも野球をやろう

素質よりも“発想”でバッティングの達人になろう
メモや日記をつけてみよう
データ人間ではなく、人間データになろう
自分が打てるボールの確率を出そう
技術事は常にパーフェクトを求めよ
技術は理想論でなく現実論で考えよ

第16章 技術も上達させる野球の考え方

感性を働かせよ。結果ばかりをほしがるな
自分をレベルアップさせるのは自分である
バッティングフォームの修正法
『野球生活の知恵』を身に付けよう
実戦でも「こうすれば、こうなる」と考えておこう
指導者のアドバイスは、一度は試してみよう
ベストの中のベストを追求しよう

第17章 選手と指導者は二人三脚で

レベルアップを目指そう
技術を修正する際の注意点
実戦感覚を磨く紅白戦のやり方
練習でやらないことは、試合ではできない
先入観や固定観念を振り払え
我慢強く長所を伸ばす指導者になろう
小学生に教えてほしい3つのこと







著者

落合博満(おちあい・ひろみつ)
1953年生まれ。中日ドラゴンズGM。秋田県南秋田郡若美町(現:男鹿市)出身の元プロ野球選手(内野手)、中日ドラゴンズ元監督。1979年ドラフト3位でロッテ入団。81年打率.326で首位打者になり、以後83年まで3年連続首位打者。82年史上最年少28歳で三冠王を獲得、85年には打率.367、52本塁打、146打点という驚異的な成績で2度目の三冠王とパ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。86年には史上初の3度目、2年連続の三冠王を獲得。通算成績は2236試合、7627打数2371安打、510本塁打、1564打点、65盗塁、打率.311。
1998年現役を引退。その後、野球解説者、指導者として活動し、2004年より中日ドラゴンズ監督に就任。就任1年目から1年間の解雇・トレード凍結、一、二軍を振り分けない春季キャンプなどを行ない、チームはいきなりリーグ優勝。2007年にはチームを53年ぶりの日本一に導く。就任から8年間、2年に1回以上はリーグ優勝ないしは日本一に導き、Aクラス入りを逃したことはない。2011年は球団史上初の2年連続リーグ優勝を果たし、「常勝チーム」を作り上げた。
2007年には、プロ野球の発展に大きく貢献した人物に贈られる正力松太郎賞を受賞。2011年には競技者として、日本の野球の発展に大きく貢献した功績を永久に讃え、顕彰する「野球殿堂」入りを果たす。
著書は、『采配』『コーチング─言葉と信念の魔術』(ダイヤモンド社)、『戦士の休息』(岩波書店)など多数ある。

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • honto で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。

(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)

落合博満の「三冠王・現役時代」の打撃理論をまとめた
名著2冊※、待望の復刊!

プロ・アマ問わず、選手および指導者、すべての野球関係者必読のバイブルです。

本書の内容については、冒頭で落合氏が次のように語っています。

「野球を極めていくには、
野球の世界で最大限の効果を発揮する技術を身に付けることが必須だ。
その中でも、バッティングの技術はいちばん難しい。
ただし、そうしたバッティングにも、
ある到達点にいくまでには身に付けなければならないという“基本”はあると思う。
また、これをやってはいけないという“禁じ手”もある。
そして、そんな要素にはすべて理屈がある。
その理屈を考え、自分の形にあてはめて考えていくことが、
バッティング上達への近道ではないだろうか。
本書において私は、私自身が得た技術と経験によって、
その近道を示していきたいと考えている。
それと同時に、バッティング技術において
常識として片付けられてしまっていることに、
ひとつずつ明確な理屈をつけていこうと思っている」

・バッティングの基本とは?
・真に効果的な練習とは?
・ストレートとカーブをどう捉えて対応すればいいか
・道具選びはどうすべきか
・上達するための体づくりや生活習慣
・指導者はどのように選手を指導すべきか etc.

打者はもちろん、野球指導も知っておきたい「基本」について、
・世間の常識
・本当のところ(理屈)
・具体的な実践方法
を丁寧に解いています。

※本書は、ベースボール・マガジン社発行「落合博満の超野球学〈1〉バッティングの理屈」(2003年5月発行)「落合博満の超野球学〈2〉続・バッティングの理屈」(2004年3月発行)を再編集したものです。

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • honto で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。

(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加