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日本株は、バブルではない

  • 紙版

日本株は、バブルではない

書籍情報

  • 紙版
  • 藤野英人 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2015年07月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:224
  • ISBN:978-4-478-06635-5

内容紹介

日本株を買っておくことが、なぜ安心なのか? この日経平均高はバブルではないのか? アベノミクスの本質とは何か? この1冊ですべてがわかる。外国人投資家も注目する「伊藤レポート」をベースに日本企業が迫られている変革と現状、今からの相場、日本経済と株価のゆくえをカリスマファンドマネジャーがやさしく解説!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

1章 「新・三本の矢」で動き出した「2匹のタヌキ」

追い詰められる2匹のタヌキ
「異次元緩和」で株と為替は動いた
「伊藤レポート」を読めば、今後日本がどう変わるかわかる
「持続的に資本効率を高める」ことで、人の能力も最大に活かせる
アベノミクスの「新展開」の中での投資戦略

2章 日本経済にのしかかる3つの問題と、異次元緩和で日本はどうなるのか

アベノミクスの本当の狙い
毎年の赤字の垂れ流しは止められるのか
少子高齢化とともに増え続ける社会保障費
リフレ策で、借金と社会保障費を実質的に減らす
「異次元緩和」のメカニズム

3章 「伊藤レポート」の衝撃

   ──日本企業が本気で変わり始めている

「伊藤レポート」はアベノミクスの成長戦略そのもの
経済と株価のパフォーマンスを決定づける重要な指標「ROE」
持続的に高ROEを維持するには、人を育てることが必要
株価が上がること自体が、日本企業の国際競争力を高める
企業が目指すべきROEの最低目標は8%
日本企業の長期的な低ROEは、経営者と株主の怠慢による
長期的に株価パフォーマンスが良い企業の4つの特徴
オープンイノベーション、M&Aなどで変化に対応しているか
資本の使い方のムダをチェックする
内部留保としてため込まれる莫大な現金
経営者の怠慢が内部留保を膨らませ、チャレンジしない企業体質に
やる気ある若手社員たちの新たな挑戦が阻まれている
オーナー経営者の強さの秘密と、サラリーマン経営者の強化法
CFO、社外取締役、そして株主の監視も重要

4章 「スチュワードシップ・コード」「コーポレートガバナンス・コード」で証券業界も投資信託も変わる

「インデックス運用偏重」と「短期主義」を排除せよ
投資信託の短期主義にもメスを入れ、今後は良い投資信託文化へ
今後は統合報告書などの定性情報が重要になり、数も豊富になる
四半期決算の重要性は低下していく
四半期決算は市場への影響力が低下する
2つのガイドラインが機関投資家と企業を動かし始めている
コーポレートガバナンス・コードで、株主に不利な増資などは撲滅へ
「独立した社外取締役2名」の威力が発揮される
「新・三本の矢」により、本格的な長期投資の時代が到来する

5章 今こそ、日本株を買いなさい

国債暴落はあるか。その時資産価値はどうなるか
日本の地価が3分の1になる?
世界の株や通貨への分散は有望
長期的に見ると株は圧倒的な高パフォーマンスとなる
「厳選アクティブ投資」ほど有利な投資法はない
成長株を探す公式は「株価=EPS×PER」
強い収益力の持続性を持つ「朝日印刷(銘柄コード3951)」
「成長株探し3条件」と「買いポイント」
大化け株は身近なところにある! 「青い鳥理論」
典型的な高ROE企業は、強いビジネスモデルを持つ会社
伊藤レポートから学ぶ良い銘柄の選び方
経済の中長期トレンド① EC化比率(電子商取引比率)の上昇
経済の中長期トレンド② ロボット普及の拡大
経済の中長期トレンド③ 人材・研修ビジネスの需要が高まる
経済の中長期トレンド④ 電気自動車の世界的普及が本格化
経済の中長期トレンド⑤ 介護ビジネスの拡大とイノベーション
期間限定のサブ戦略……キャッシュリッチで株価上昇余地の大きい株の探し方
実際に貸借対照表のチェックポイントを見てみよう
厳選された優良投信を選べば、長期的に高成績が期待できる
お勧めは国内株式型アクティブ投信、国際型の投信も検討に値する
良いアクティブ投信を選ぶ4つのポイント
投資信託選びでは、コストにも注意しよう
投信の販売姿勢も運用成績に大きく影響する
直販投信というイノベーション
私が自信をもってお勧めする「厳選アクティブ投信」はこの5本
国際分散投資を考えるならセゾン投信のこのファンド

おわりに




著者

藤野英人(ふじの・ひでと)
レオス・キャピタルワークスCIO(最高運用責任者)。1966年、富山県生まれ。90年早稲田大学法学部を卒業。野村投資顧問を経て、96年ジャーデン・フレミング投信・投資顧問(現JPモルガン・フレミング・アセット・マネジメント)に入社。中小型株のファンドの運用に携わり、500億円⇒2800億円にまで殖やすという抜群の運用成績を残しカリスマファンドマネジャーと謳われる。2003年8月レオス・キャピタルワークス創業に参加、CIO(最高運用責任者)に就任(現任)。中小型・成長株の運用経験が長く、ファンドマネジャーとして豊富なキャリアを持つ。現在、運用している「ひふみ投信」は4年連続R&I優秀ファンド賞を受賞、さらに「ひふみ投信」「ひふみプラス」を合わせたひふみマザーファンドの運用総額は600億円を超えている(2015年6月現在)。
また東証アカデミーフェロー。明治大学ベンチャーファイナンス論講師、公益社団法人スクールエイドジャパン理事。主な著書には『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。』『儲かる会社、つぶれる会社の法則』(ダイヤモンド社)、『スリッパの法則』(PHP)、『藤野さん、「投資」ってなにが面白いんですか?』(CCCメディアハウス)などがある。

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